※これは私が2012-11-02 18:30:51に書いたブログを、一度見直し再編集したものです。

 今回は私が感じた、カンフー(中国拳法)と鍼灸の似ているところ?(ここで書く内容はあくまでも個人的な見解です)



 まず私が、中国拳法に興味を持った事について!
私が中学のころ。空手ブームが有り、そのころは
みんな空手やってるんじゃないか?と思うほど
いっぱいの人が空手に興味を持っていたように
思います?


 空手映画(クンフー)もかなり上映していました。
私と友達はそのブームに乗り、空手を習いに
行きました。でもそのころは遊び感覚でしたが。

 じつは、そのころ空手と思っていたのがクンフー
だったのです、特に有名なのは、ブルースリーの
「燃えよドラゴン」でしょう。


 私は、何度も映画館に行き、ブルースリー
の映画を見に行きました。

 そのブルースリーの習っていた拳法が、 詠春拳というカンフーでした、詠春拳は南派の拳法です。(2019年現在、詠春拳は、ドニー・イェン主演の作品、「イップマン」の大ヒットにより、一般の人にもかなり知られるようになりましたが。)



 中国拳法は北派と南派とに、わかれますが。
北派の憲法はその名の通り、中国の北の方で
行われている拳法、特徴は結構派手な技が多い
印象です。

北派の拳法は内功を重視します。

内功とは身体の内側から鍛え、気の爆発を
応用したもの、発剄という力を養うのですが、
その力を養うには、かなりの時間がかかるそうです。

北派の拳法で有名なのは、大極拳などが有名でしょう。

 一方、南派の拳法は、外功を重視します。
外功とは、筋肉、皮膚そのものを鍛え、
身体そのものを、武器にする為、鍛えていきます。

どちらかというと、空手に近いかもしれません。

 南派はやはりその名の通り、南の地方で行われている
拳法です。(今は昔とは違うかもしれませんが)

南派は場所がら、船の上で(不安定なところで)
練習をしていた為、手の技が多いのが特徴です。

船の上は足元がふらつく為、必然的にそうなって行ったようです。

それと南派の拳法は力を養うのが比較的短期間で
身につくのが特徴で、戦争時には早く戦闘力を
得なければならず、北派の様に時間がかかる
訓練をしている暇がなく、早く身につく、南派の
拳法を、軍隊では採用していたようです。



 ですが、南派の拳法でも練習を長く続けることで、
内功も養う事が出来るようです、身体の内側から
気の爆発力を生み出す事が出来るのです!

 中国の文化大革命の時、学者、武術家、芸術家
などはみんな、追い出され、もしくは殺戮と弾圧を受け台湾に逃げたそうです。


中国文化大革命の殺戮と弾圧について少し、
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋します。
以下ウィキペディアより

「文化大革命中、各地で大量の殺戮や内乱が行われ、その犠牲者の合計数は数百万人から1000万人以上ともいわれている。またマルクス主義に基づいて宗教が徹底的に否定され、教会や寺院・宗教的な文化財が破壊された。特にチベットではその影響が大きく、仏像が溶かされたり僧侶が投獄・殺害されたりした。

内モンゴル自治区においても権力闘争に起因し多くの幹部・一般人を弾圧、死に追いやった内モンゴル人民党事件が起こり、モンゴル人ジェノサイドが発生しほか、旧貴族階級などの指導階級を徹底的に殺戮した。新疆でもウイグル人による抗議活動が完膚なきまでに弾圧された。

毛沢東の1927年に記した

革命は、客を招いてごちそうすることでもなければ、文章を練ったり、絵を描いたり、刺繍をしたりすることでもない。そんなにお上品で、おっとりした、みやびやかな、そんなにおだやかで、おとなしく、うやうやしく、つつましく、ひかえ目のものではない。革命は暴動であり、一つの階級が他の階級を打ち倒す激烈な行動である。」



その結果、台湾は中国の濃縮した形?になりました。
(その後の文献で、台湾には原住民もとから住んでいた民族多くがいて
 台湾人口の8割を占めているそうです、漢族は2割だそうだから、台湾は
 中国とは違うい国なのです。)

 日本の空手ももとは中国から沖縄に渡り、
空手ブームで日本中に広まりました。
(それまでテレビなどでは空手は悪役が使う技でしたが。)

 私は今まで、空手、ボクシング、合気道、少林寺拳法を経験しましたが
、仕事の忙しいのを言い訳に、ほとんど長く、続きませんでした。


(恥ずかしい話ですが)一番長く続いたのが
少林寺拳法で、10年弱続けました、しかし
それも、会社の出向を期にやらなくなってしまいました。



 でも、鍼灸師になったきっかけは、少林寺拳法をやって
いたからだと思います。

 鍼灸にも技術を身につけるのに、時間がかかるもの?
(今思うと、この道20年弱やっているがいまだにうだつが上がらない。)

南派の様に、比較的短期間で身につくもの?
(そんな簡単では有りませんが!)

私は、整形外科的アプローチを得意とする、
北京堂方式が、私みたいなものにも理解でき、
合っているようです。
(2023年現在は痛点、圧痛点治療を得意としています。)


 これはあくまでも私個人的な見解です、私はなんでも
すぐやめてしまうような、意思の弱い人間ですから!

  南派の拳法の様に、外功を鍛え、長く続けることで内功も
鍛えていき、鍼灸師として、鍼灸の道を極めていきたい
と思う今日このごろです!




相模原 鍼灸麒麟堂