*サイレン*
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夜明けのビート。

境界と臨界と。

今日はお酒を飲まないで寝よう。



朝方に目が覚めてしまうのは何故なんだろう。


熟睡できているのか、眠りが浅いのか。


でも飲まないで寝れない方がストレスになってしまうんで、飲んでいる。



依存しているのかしら。


でもこれくらいしかないよ。

困ったことに。





どうなっちゃうのだろう。


来週の今頃は、どうなっているのだろう。


会うのがただ楽しみな訳ではない。

怖いよ。反応は。


一月前とはまるで別人のような扱いかもしれない。


それを考えると、楽しい妄想しかしない自分がおそろしい。

修羅場のようになることはないだろうが。


でも本当に、どうしたら自分は納得するんだろう。


やり直して、やっぱりやだってなっても、それは納得のいく答えなのかな。



納得か。



百パー納得のいく答えなんてあるのかな。


他にもっと好きになれる人が現れたら、一番良いのにと思うけど。



あの人のことを、今すぐに彼より好きな人にできそうになかった。

と言えるのかも。


性格は本当に申し分ないくらい素晴らしく、私には勿体無いくらいだと思う。


だけど、どうしても踏み出せない何かが。

私の心を差し戻す。


楽しかったし、また一緒に出かけられたらいいなと思った。


だけど、その居心地の良さは、友達としての感情かもしれないと感じている。


そう考えると、益々好きって何?って思ってしまう。


彼に初めて会った時は「触れたい」と思った。

触れたい手だなと率直に思った。


だけど、あの人に対しては・・・。



触れることが嫌とは思わなかったし、実際触れた。


だけど彼に対して思った触れたいという気持ちは抱かなかった。




これは一体何なんだろう。


「恋愛感情を抱きそう」なライン?



何がそれを決めるんだろう?



決して生理的に無理なほどではない相手なのに。

素晴らしく良い人だということも知っているのに。


何故それでも、性格の悪い未熟な彼に焦がれてしまう?




彼とどうなりたいのか?


聞かれても判らないと答えている。



でもそれは嘘だ。



私は、彼の肌にもう一度触れたい


そう密やかに願っている。



誰にも言ってない。


本人にしか云わない。



絶望的に、愛。

高校野球の決勝は18日に行われるか?



もし、順延せずに18日に行われたら、もう一度交際をしていこうかと思う。

もし順延して18日に行われなかったら、復縁しない方が良いのではないか。
なんとなくそう思っている自分がいる。


勿論、勝手に私が思っている事であって、向こうにやり直す気があるのかどうか判らない。
多分、どちらでもいいと思っているのではないだろうかという気がする。


では、どちらでもいいというようなことを言われたとして、その時私はどうするか?どうしたいのか?

正直、やり直したいという気持ちがあるのを認めたくない、というのが本音だ。

そう言い切ってしまうことに迷いがある。
何故か?また以前のようにフラストレーションが溜まるだけになるのではないか、というような、上手くいく保証が無い、と感じているからだ。


そりゃあ、誰と付き合ったとしても絶対は無いわけで、上手くいく保証なんてどこにもありはしない。

だけど、付き合うんならちゃんと付き合いたい。ずっとこの先ずっと。
それが出来無そうだから、やり直しても良いものかどうか?と立ち止まってしまうのだ。


だけどもしも、向こうの方から甘えたりしてきて、まだ好きみたいなことを言われたら、きっと脆く崩れ落ちるんだろうなという予感はしている。



誰か、ではなく、彼、じゃなきゃダメな理由は何なのか?
その理由を知りたくて会いに行く。

どうして彼がいいのか?

「あんなやつ」って思うのに、何故惹かれるのか?
なんでこんなに気にしてしまうのか。

「それ、好きなんじゃない?」と言われたら、違うのか?



次の約束があるから生きていける。

その証拠に、私は18日に約束があることが楽しみでしょうがない。


純粋に彼に会うことが楽しみ?

約束しているということが嬉しい?

どっちもあるかな。

約束が来週だろうが再来週だろうが、約束があるというそれだけのことで私の心は安定する。
そこに向かって頑張ろうと思える。

それっておかしいのかな?
そんなこと言ったら笑われるだろうか。


毎日一回のメールよりも、二週にいっぺん会って身体を確かめる方が良い、そう思ってるのかもしれない。


だけどこの先の人生について考えると、それで良いのか、という疑問が立ち上がってきてしまう。


この人と結婚までいけるのか。

一生傍にいられるのか。

そう考えると不安になってしまう。


だってもう好きだけで突っ走れる歳じゃない。



だけど、あの人の所に純粋に飛び込む気にもなれなかった。

精神的にはとても大好きなのだけど。


そこにもジレンマがある。

あの人の懐に飛び込めれば良かった、いっそ。


何故出来なかったのか。

そんなにがっかりしたのか?見た目に。

見た目が悪くて失望したのではない。
今まで抱いていた、文章から受けるイメージとかけ離れていたからだ。

彼に対しては、そういったイメージとの差異は少なかったように思う。


いかんせん、想いが強過ぎたというのもギャップについていけなかった原因かもしれない。
もっと軽い気持ちならば、、、どうなっていた?

例え懐に飛び込んだとしても、それは「誰でも良いから」という重さのものでしかない。

そんなことはしたくないし、誰でも良かったら、わざわざ自分から別れた人に会おうなんてしない。
それこそ、まだ一月しか経っていないというのに・・・。



  
彼のことを忘れられない、引き摺ってしまうのは、「誰か」がいてくれなきゃ、心が折れ
てしまいそうだから、そうだと思っていた。

だけど、嫌いじゃない・・・というか、まだ好きなのに、彼が別れたがった訳でもないの
に、自分から別れてしまったという後悔。
責の念が一番強いのかもしれない。

でもあの時は、それが正しい選択だと思っていたし、それが正しくないと先に進めないと
言い聞かせていた。

とにかく、彼と別れないと、あの人に会えないと思っていたし。

だけど、その為に別れたのに、気になって、そんなさなかにあの人に会うことができたけ
ど、彼の時の様に、すぐに好きになれそうになかった。


それで余計に彼への思いを意識するようになる。



それって勝手?

私は、何を求めているんだろう。

一番望んでいたものは安定だったはずなのに、どうしてまた茨の道を行こうとするんだろ
う。


茨かどうかは、まぁやってみないとわからないっちゃわからないけど。


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