スパルタ神様と だだっ子占い師 〜志(後編)〜 | 占い師~桐川~おもしろぶろぐ

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大阪長居の占い師 桐川右煌です。
占フィールにて鑑定&占教室をしています。
占術を利用して、より豊かな人生を歩まれますよう
お手伝いさせていただきます。

こんにちは!桐川右煌です。




今回は『志』の後編です。



前回は、志高いことを仰るお客様のお話でしたが…



そのお客様、実は自立出来ていなくて、私生活そのものに問題アリだった、というオチ?で。



でも気持ちはわかるかな…



世界を救いたいだとか、カッコイイ目標だし。



なんなら、ヒーロー的な?



はたまた、救世主なーんてお願い



誰だってそんな『志』に憧れることってありますもんね。



神様「だがな、その『志』を語る者の根本的なことがダメダメだったら、どうなんだ?
そっちの方が問題だろう?」真顔



桐川「そうですよね。
神様、前回も仰ってましたが、まずは【目の前】のことからなんですよね。」キョロキョロ



神様「ああ、そうだぞ。
オマエにも、口が酸っぱくなる程言っているよなぁ。
【目の前】のこと、【目の前】の人に最善を尽くす。
それが出来ないうちは、本当の意味で他の人を助けたりすることは出来ないよ。」ウインク



コレがなかなか難しいんですよね…



【目の前】って、ついつい当たり前に思えて、蔑ろにしてしまう。



だけれども、本当は【遠く】に向けられた志より、何より重要なのでしょう。



実はですね…
先程、神様も仰っていましたが…



桐川もコノ事、『口が酸っぱくなる程』神様から言われ続けてているんですびっくり



神様「そうだぞ。
オマエはともすると、やれ有名になりたいだの、やれ出世したいだのと…
特に占い師になりたての頃は、そんな事ばかり言っておったしな。」真顔



桐川「だって、目標を持つ事も大切でしょう?えー
それにプロになりたての頃は、プロダクションの方針で競争心や売上大事!みたいなトコありましたし!」プンプン



神様「あのなぁ。
オマエがどうこうなりたいとかいう【遠く】の目標など…
ハッキリ言って、どうでもいいんだよ。」ニヤニヤ



桐川「どうでもいい!?
いや、どうでもよくはないですよ?イラッ
今でも店舗経営やっていくには、現実問題、ある程度の集客や売上は大事ですしね。」プンプン



神様「何を生意気言っとる?ムキー
その集客や売上をコントロールしているのは、オマエ自身だとでも思っているのか?」ムキー



桐川「…あっ、そうでしたゲロー
私は表向きは店舗経営者ではありますが…
内情はスパルタ社長の部下、なんですよね。」滝汗



神様「誰がスパルタ社長じゃい!ムキー
…てかまぁ、わかれば良い。
オマエが大切にすべきは、何度も言っているように【目の前】…
すなわち、鑑定に来た客ひとりひとりなのだ。」真顔



桐川「そうですよねニコニコ
私にとって大切なのは、鑑定に来てくださった【目の前】のお客様。
そしてそのお客様に最善を尽くすことが、私のすべき事なんですよね!」ニコニコ



神様「その通り。
その調子で、くれぐれも【遠く】を望み過ぎるなよ!」ニヤニヤ



桐川「ところで、なんですが…
神様!
ひとつ質問してよろしいでしょうか?」ニコニコ



神様「何だね?」真顔



桐川「神様はよく、全人類が幸せになるようにと仰っていますが…
それって【遠く】の目標では?キョロキョロ
お言葉ですが、【目の前】の私の幸せとかは、どのようにお考えなんですか?」えー



神様「はあ?ムキー



桐川「だ、だって神様!
【目の前】の私を幸せに出来ないようでは、全人類を幸せに導くなんて到底不可能かと…」滝汗



神様「はあぁ?」ムキームカムカ



桐川「い、イヤだなぁ神様!
ちょっと言ってみただけじゃないですか!滝汗



って、そないに切れんでもゲロー



神様、それこそ【目の前】の私を…



もう少し、丁重に扱ってはもらえないんですかね?おーっ!



神様「なんでオマエを丁重に扱わねばならんのだ?
オマエは、ごちゃごちゃ言いすぎなんだよ!
いちいち自分のことを絡めてくるなよ、鬱陶しい!」ムキー



…とのことですので、桐川、今回は駄々をこねる間もなく惨敗です滝汗




さて、今回は2回に渡って『志』のお話でしたが…




【遠く】に向けた『志』に近づけるよう、まずは【目の前】のことを、少しずつでも大切にしていけると良いですよねおねがい