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台湾には国家一級古積というものがあります。
ちなみに２級も３級もあるからその数は結構になる。
台湾の20カ所ある国家一級古積のうち
7つが台南に集中しています。
この日、最後の一つに
行くことが出来ました。
正直、神様がらみで一級古積を巡っていたので、
最後のここはいらないかなっと思っていましたの。
そしたら、御呼ばれしてしまった
という経緯でして、
呼んでくださったのはこちらでした。
それではまず、どこかとかのお話ね♪
最初はこの間の美味しい牛肉湯のお店
安平に行ってお腹を満たすだけの目的でした♪
いやしいSAE
そうしたらちらっと見えたこちらに
行きたくなって、レンタバイクのついでに行きました。
そこで前の記事のお墓になるんだけど。
こちらは三級古積の
安平小砲臺
安平小砲臺
ここは1840年 清朝時代にアヘン戦争により
イギリスとバチバチの時に建てられた要塞です。
当時はもっと大きくて要塞!
というものだったそうです。
その時ふと・・・最後の一級古積を思い出します。
これが不思議で今まで思ったことないのですよ
でも家と反対方向だし、
「またでいいわ」と思っていたら、
「自転車なら10分くらいで行くよ」と主人。
いいアシストをする主人です。
さらに、なんとラッキーなことに電動自転車がありました！
人気でめったに残っていないの。30分50円という破格なの。
これが決め手でしたね
ということで何と行くことになりました。
早く帰りたい思いもあるSAEはちょっと「え～」という感じ。
こちらがその最後の国家一級古積となる、
億載金城
億載とは永遠という意味で、
その鉄壁な守りをたとえたお名前です。
こちらは1876年に建設されました。
ここも先の牡丹社事件を契機に
攻めてきた日本軍を迎え撃つ砲台の基地となりました。
ちょっと見、五稜郭のに似ているように思います。
あちらは星型ですが、こちらは四角。
4つの角は突出し中央は凹んでいて、
砲台を囲みつつ
外堀があって攻撃から守る形になっています。
フランスの設計で、台湾でも初めて
イギリスのアームストロング砲が
設置された場所だそうです。 
このトンネルをくぐると
広い運動場になります。
先日はここでコンサートが開かれたそうです。
こちらをSAEが初めて視た時
たくさんの兵隊さんが楽しそうに
笑って訓練していました。
暑い中、汗をかきながらお互いを突っつき合って
楽しそうな笑顔の兵隊さんでした。
その時はここは戦場だとばかり思っていたので、
この光景にちょっとびっくりしました。
とても和やかで、楽しそうに視えました。
広場をぐるっと囲んでいる高台を歩いていると、
奥から声が聞こえてきます。
それは言葉こそわかりませんが、
子守歌のようで、とてもきれいな声です。
するとひときわ大きな樹が見えました。
光の誘導をいただいて、近くに行くことが出来ました。
よく視ると、その樹には
たくさんの兵隊さんが寄りかかって
ニコニコしてこちらを見ています。
目を閉じて寝ている方もいます。
風が吹いて、この樹の延ばされた根に触れるように
と言われます。
すると、たくさんの思いや祈りを
受け取ることが出来ました。
「絶対に平和を守ること」
「幸せを求めて負けないこと」
「一心に祈りなさい」
視える方には兵隊さんが映るかな・・・・。
この樹や兵隊さんの思いに対して
SAEが何をできるかずっと考えています。
ちょっとヒントをいただきに
女神さまに会いに行ってこようと思っています。
ただここが古積巡りの最後の場所
になった意味も感じています。
ここでもちろん戦闘もあったのですが、
彼らの日常を拝見することが出来ました。
怖い思いばかりではなく、
こうした楽しい瞬間もあったのだね・・・。
実際に目の前にしてちょっと安心しました。
このガラスの所には、遺跡があります。
視てみると
作業していた兵隊さんが
敬礼してくれます。
もちろん視えない人たちですが。
これは遺跡が見せる残像です。
兵隊さんの魂はここにはありません。
ここにあるたくさんの思いは
いつも私達の未来をみていて
私達の未来を憂いています。
「まだ間に合います」
「今この瞬間から変わっていくことです」
と伝えてくれます。
マザーツリーの沢山の伸びた根は
まるで彼女の優しい手のように感じました
素晴らしい場所でしたよ。
最後までお読みくださりありがとうございます。
SAE
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