人間ドック、健康診断の意味が今まさに問われている! | Dr.kiriの健康一本勝負
先日こんな話題があがってきた、人間ドック学会で健康診断の基準を大幅に緩和すると発表があった。

血圧、肥満度(BMI)、コレステロール値、中性脂肪など

様々な項目が緩和される予定だ。

しかし、緩和されたらクリニック、病院での検査数値も変わるのだろうか?

今までは人間ドック、健康診断の検査値は、我々が扱う検査値よりもとても範囲が狭い。
それゆえそれにその狭い範囲の正常値外のなった方々が、医師のところに来院する。

このような流れであった。

しかし人間ドック、健康診断の結果の正常範囲が、医師の用いる正常範囲より広かった場合果たしてクリニック、病院へ来院するのであろうか?またこんな逆転現象が起るとその値を信用すれば良いのか、国民は迷ってしまうのではと考えます。

人間ドック学会の中でも、その数値を診るのではなく、個人のパーソナルフィジカルをみて判断しないといけないとの事を行っている方もいるようです。

しかし、その個人個人の基準はどう定めるのか?

その個人の範囲はどう決めるのか?

いままさにそこが問われています!