スギ花粉症の方に朗報?舌下減感作療法とは? 毎日続けられる? | Dr.kiriの健康一本勝負
5月にはスギ花粉症の減感作療法が保健適応されます。

舌下式減感作療法(商品名:シダントレン)

この減感作療法とは、すぎ花粉のエキスを舌の上にたらして、身体のアレルギー反応を徐々にならして行くことで症状の軽減を図る療法です。

抗アレルギー薬などで症状を緩和する治療とは異なり、自分の体質を変える療法です。

しかし困った事に、
毎日この薬を舌にたらして、治療にはなんと

3~5年行う事を要する

との事です。

しかしその効果は、80%近くの方の症状が緩和されるとされています。

あるところの臨床試験では
治療開始し1年目より2年目、2年目より3年目と効果が高くなるようです。

まあ身体の免疫能ですからそれくらいは時間を要しますね。

効果は持続するとのことです。


しかし、毎日ですよ。

それも、すぎ花粉のみ!

皆さん、どう考えますか?


*初年度の処方は2週間分ずつの処方(長期投与なし、月2回外来受診)
*対象年齢 12歳~65歳未満
*一日一回、毎日、舌の裏に薬をたらして2分後に飲む
*保健適用で 年に¥15,000~¥18,000程度