最期までしっかりしてた山じいちゃん。
山じいちゃんが亡くなった。
全身の浮腫がひどくて…
ひどいなんてもんじゃなく…
S子が心肺停止の確認の為、部屋に入ると
S子「くさ」
思わず独り言💦
めっちゃ臭かった
臭いの原因は…
登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
利用者→山じいちゃん
看護師→アナーさん
では、始まり
S子は山じいちゃんの死亡をドクターに伝えた。
ドクターは午後の昼休憩に死亡の確認をする事になった。
それまでに、あの臭いを何とかしないと…
どこがどうなってるだろう❓
布団をめくってみたけど、特に何もなく…
でも臭いはかなりきつい
なんで❓
なんで❓
S子は山じいちゃんの重い体を少し横に向けた。
チビの💩
と
どっちが臭いにゃ❓
S子「ええー何これ」
S子は1人で大声を発した。
そして、これはアナーさんが来るまで待とうそう思った。
アナー「おはようございます。」
S子「おはよう、アナーさん。」
アナー「山じいちゃんですか❓」
S子「うん、亡くなったんや。」
アナー「霊安室前の廊下、めっちゃ臭いですけど…」
S子「うん山じいちゃんの体から、体液が…」
アナー「ええ〜そうなんですか❓」
S子「うん1人ではどうしようもできずに、アナーさんを待ってたんや」
アナー「そうなんですね、だからあんなに臭いが…とりあえず見てみましょうか❓」
S子「うん」
こうして、S子とアナーさんは山じいちゃんの所へ行った。
S子「あれ❓増えてる」
アナー「何がですか❓」
S子「濡れてる範囲さっき見た時はこんな所まで濡れてなかった。」
アナー「じゃあ、亡くなってからもジワジワ出て、今も出続けてるんですよ…」
と、話しながら
山じいちゃんを真横に向けると…
S子「えええええ〜まじかどうする❓」
アナー「・・・これ、どうしましょう」
山じいちゃんの背中…一面
ベチャベチャ💦
服はもちろん
シーツも
ラバーシーツも
服を脱がせてから
背中を確認すると
たくさんの水疱が…
それも大きな大きな水疱がたくさん
🔻水疱ってこんな感じの水ぶくれ‼️
破れてしまっているものもあれば
まだ破れてないものもあって…
綺麗に処置しないと
着替えても、また服が濡れてしまうなあーって思いながら
アナーさんと懸命に処置をした
全身の浮腫がひどかったから
こうならないように願ってけど
まさか水疱がこんなに…
いつで来たんだろう❓
にゃ❓