今朝7時のNHKニュースの情報によると、昨日の事件は日本人スクールバスで起こったものだった。
事件が起きたマンションのバス停留所は蘇州市新区にあり、以前、私もこのマンションの集会所で週一回クラスを持って教えていた。
そのバス停留所は、ローカルバスの停留所もあるところで、人通りは多い。
一人の親御さんがインタビューに答えていたが、犯人を他のバス待ちしていた親御さん達が傘やバッグで取り押さえたという。
また、「改めて緊張感を持って過ごさなければいけないと思った。」と語っていた。
本当に、その通りだと感じる。
ここは外国。
外国人は緊張感を忘れてはいけない・・・。
このマンションから徒歩数分に、日本人街がある。
日本食レストランが多くあり、私達家族も良くここで食事をした。
このマンションの隣のビルには、日本語が通じるクリニックがある。
刺傷者が、直ぐにこのクリニックに運ばれたのだろうか・・・。
ニュースによると、本日は蘇州日本人学校は休校だそうだ。
蘇州日本人学校からこのマンションまでは、バスで数分の距離だ。
スクールバスで通学する児童もいるが、このマンションから親御さんが毎日付き添って送迎して通っている家庭もある。
今後は、スクールバス通学者が、徒歩通学に切り替える家庭も増えるかもしれないと思った。
早速、私のメアドにも、在瀋陽日本国領事館から、「最近、中国各地で人々の集まる場所(公園・学校・地下鉄)における刺傷事件が発生していますので、くれぐれも留意してください。」と、メールが入っていた。
中国も経済が悪い。
庶民の生活が苦しくなると、このような事件が発生するのは中国も日本も同じだ。
この事件が、中国の日本人学校や日本人子弟が通う学校等に波及しないことを願う。
何より、重症のバスアイの回復を祈るばかりだ。