気温の寒暖差が大きくなって、平地でも木々が少し色づき始めました。
秋本番ですね。
さて、人類は今の3次元から5次元へと移行しつつあるというのは以前から言われてきたことですが、少し前のニュースで、量子コンピューターがどこかに設置されたと画像付きで報じられていましたから、科学技術の面では、これまでの古典物理学的理論から量子力学的理論をベースにしたものへと移っていることは確実です。
科学的な素養のない私には量子力学などチンプンカンプンですが、誰も見ていないときには波として振る舞っている量子が、誰かに見られた途端に粒として振る舞うというのですから、量子って本当に不思議で興味深いです。
1次元が線で、2次元が面、3次元が立体、それに時間が関わって4次元になって、5次元は一説には無数に並行現実が存在する世界ではないかと考えられています。
この量子物理学が5次元世界の法則がということになるのでしょうか。
並行現実というのはいわゆるパラレルワールドのことですが、私たちが現実だと感じているこの世界はどうやらホログラムであるという説が有力なようです。
私たちが五感で感じ取っているこの世界がホログラムだと言われてもピンときませんが、空間に立体画像を出現させるような技術がすでに開発されているのですから、私たちの世界も同じようなものだと考えられなくもないですね。
ホログラムだと考えた方が何かしっくりするような感じもします。
実際にホログラムを映し出すためには、膨大な量のデータが必要になるようですが、私たちが見ているこの現実はもっと複雑ですから、そのデータ量は計り知れません。
一人の人間をホログラムとして映し出すためにはどれほどのデータを必要とするのかと考えると畏怖の念を感じざるを得ません。
ところで、元々、そんな膨大な量のデータがあって、それによって私たちが映し出されたのだとすると、私たちの存在も、行動も結果だということにならないでしょうか?
私たちは確定されていない未来に向かって生きていると思っているのに、本当は決まった結果に向かう過程を見せられているだけなのかもしれません。
今までのように原因を探り、解決法を考えても、未来を目指して努力しても、それも初めからデータとして存在していて、結果として映し出されるだけなら、何をやっても無駄な感じがして、人生があまり楽しいものに感じられません。
そこで、私たちはこのままこの運命に従うしかないのかという疑問が湧いてきます。
でも、もし無数の並行現実があるなら、全く別のデータを持つ別の並行現実に移動すれば、運命がガラリと変わるのではないか?
と私は思いました。
なぜなら、思い当たることがあるのです。
今回のコロナ騒動によって、私たちはたくさんの考える機会を与えられました。
私自身もいろいろと調べていくうちに、医療も政治も考えていたようなものではなかったことが分かったし、過去の歴史も学んできたこととは違うことを知って、「あ~、そういうことだったのか~」と思い知らされました。
それはがっかりするような現実を突き付けられた感じではありましたが、でも、同時に全く別の未来を見ることにつながったのも事実だし、今、世界はその方向に向かって動いているという実感もあります。
私は今まで予想していたような未来とは全く違う未来を見ているのです。
私はずっと権威というものに抑えられていたのだということに気付き、意識に大きな変化がありました。
そうしたら今、権威は崩壊しつつあります。
意識の変化はホログラムのデータを少なからず入れ替えるのではないでしょうか?
つまり、意識の変化によって別のパラレルワールドに移動可能ということかもしれない、と私は考えています。
実際に私たちは意識の変化によって、全く捉え方が変わりますよね。
例えば、癌になって余命宣告をされた人が、
「よし、癌との闘いに勝って何としても生きるぞ!」と頑張っていたときは治らなかったのに、
「あ~、これが運命なら甘んじて受けよう」と覚悟を決めたら治ってしまった、
というような話をよく耳にします。
意識の変化によって、癌で亡くなるという世界から、癌を克服するという世界に移動したと考えられないでしょうか。
こういった深い意識の変化はそんなに頻繁には起きないし、意図して起きることでもないけれど、このような何か大きな辛い出来事があって行き詰り、どうにもならなくなったときに運命を受け入れる心境になることはありますよね。
この受け入れ難い現実を受け入れたとき、奇跡が起きるみたいに急に道が開けるといったことが起きるように思います。
現実を変えようと奮闘しても現実は変わらず、現実を受け入れたときに現実は変わるというのは、パラドクス的で、5次元的です。
これさえデータ通りとだ言われてしまえばそれまでですが、でも、こういった意識の変化による自由で穏やかな心持ちは別の世界に移動したように感じられるのです。
この世界に不必要なものなど一つもないと私は思っています。
だから、この物質世界でさまざまな困難を経験することにも意味があるはずで、それはきっと私たちの進化のための経験だと考えられないでしょうか。
もし、どうにもならないと感じることが起きても絶望する必要はないということになります。
これは試験のようなもので、失敗しても何度でも受け直すことができるからです。
あくまでも3次元ホログラムを看破するための試験ですから、3次元的な原因究明などしていても、この試験に合格することはできないかもしれませんが、根気良く内省していれば、やがて気付きを得て、意識の変容が起こり、問題解決したパラレルワールドにシフトするはずです。
そして、こういった意識の変化をいくつか経ていくうちに、私たちは運命から解放され、このホログラム世界に生きる喜びを享受し、いつかパラレルワールドを自在に移動できるようになるかもしれません。
これから起きることは過激なものになりそうですが、きっと私たちに意識の変化をもたらし、より良い世界へ導いてくれるに違いありません。
この写真は9月末に撮ったものです。
キバナコスモスがきれいでした。