お久しぶりです。
7月、8月は激動の夏といった感じでしたね。
そして9月になり、今度はエリザベス女王が逝去されました。
これから世界j情勢がどのように展開し、変化していくのか気になるところです。
さて、気になることとして、もう1点。
コロナ対策のことです。
コロナが出現してから、お店の入口には必ず消毒液が置かれるようになりましたね。
見ているとかなりの数の方が消毒液を手にかけていますし、お店に入る際に消毒液を使うように促されることもあります。
でも、私たちの皮膚は常在菌に覆われていて、その菌が私たちを守ってくれています。
この常在菌による防御機能をわざわざ消毒液で破壊しているのですから、何か本末転倒のような気がします。
それなのに、マスクはがっちり付けて、マスクの上で菌を培養していることには無頓着です。
マスクは呼気によって温度と湿度を与えられ、どんどん菌を増殖させます。
余計な菌が空気中に発散させられるわけですから、こちらも逆の結果になっているように思います。
ワクチンについてもそうですが、私たちは健康を維持しようと一部の菌やウィルスを目の敵にすることで、私たちに備わっている身体を維持するホメオスタシスという機能を狂わせてしまっているようにしか思えません。
白黒を付けて特定のものを排除するより、共存とかバランスとかいったことを考慮する対策の方が効果があるよう私には思えてならないのです。
腸内細菌は私たちが食べたものを分解したり、ビタミンやミネラルを作るなど、私たちの体を維持する上でとても大切な働きをしています。
その腸内の善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった何億もの細菌はそれぞれが出す酵素を使ってコミュニケーションを取りながら、バランスを保ち、共存していると言われています。
ホメオスタシスという機能は脳が司っていると考えられていますが、腸内細菌が大きく関わっているように思います。
思考さえも腸内細菌が行っているのではないかと考えられるような実験結果さえあるからです。
脳が考えていると思ったら実際は腸内細菌が考えていて、脳はその翻訳をしているだけかもしれないというのです。
真偽のほどはわかりませんが、私はこの説が意外と正しいのではないかと思っています。
私たちの脳が行っている腸内細菌語の翻訳はGoogle翻訳より精度が低いかもしれません。
どうしてそう思うかというと、私たちは時に直観の方が正解だったりしませんか?
その直感はどこから来るのでしょう?
もしかしたら腸からダイレクトに伝わってくるのかもしれません。
脳は腸内細菌の思いを十分に理解できているのでしょうか?
菌の世界についてはまだまだ未知の分野ですし、これから研究が進んでいけば菌は私たちにとってもっともっと大切な存在だということが理解されていくように思います。
バシャバシャと消毒液をかける前に、菌に心を寄せて、菌と調和して生活することを意識してみるとコロナ対策も違った方向性が見えてくるように思います。
メダカの水槽の中にはどのくらいの菌が住んでいるんでしょう?
この中の菌バランスが崩れれば、水は濁り、メダカは死んでしまうでしょう。
何事もバランスが大切です。
コロナは私たちにこれからのあり方を示してくれているように思います。