本日は、別ブログで書いていた内容を載せます。
( アメブロにも同じようなこと書いていましたが)
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漢字は、様々なパーツの組み合わせでできています。
基本となるパーツの代表格は、漢数字の「一」「二」「三」。
※詳しく知りたい方は、拙著「美しく書くための21のポイント」(日本習字普及協会)で練習してみてください。
「一」「二」「三」の書き方の次に、大事なパーツをこちらでご紹介します。
パーツごとのきれいな形を覚えると、たくさんの漢字に応用して書けます。
まずはこの2つのパーツをしっかりと習得しましょう。
重要なパーツ「口」を解説
字を練習し始めたばかりの方の添削をするときに、必ず見るポイントの一つが、「口」の字が正しく書けているか、です。
「右」「足」「名」「石」「活」「回」「兄」「古」…
漢字には、この「口」というパーツが大変多く使われています。
ですから、「口」を制することによって、漢字をきれいに書く力がぐんと高まります。
・1画目の縦棒が下に出て、最終画の横棒が右に少し出ているか(出し過ぎにはご注意。分かりやすいように長めに書いていますが、ギリギリのラインです)
・2本の縦棒を、すぼめた形で書いているか
この二点が重要です。
2本の縦棒をきれいにすぼめて書けるようになれば、「星」や「白」などにも、応用できます。
重要なパーツ「日」を解説
もう一つ強化して練習するのに最適なのは、「日」です。
・2本の縦棒が少し下に出ているか(出し過ぎにはご注意。分かりやすく長めに書いていますが、画像の字がギリギリのラインです)
・2本の縦棒をまっすぐに書いているか
・中の二つの空間は、均等か
この三点が重要です。
これができるようになったら、「目」などのパーツにも応用できます。
「口」と「日」を練習し、すぼめたり、まっすぐに書いたり、そういった練習を積むと…様々な漢字に、その練習が生きてきます。
手本を見ながら機械的に書いていくより、「ここはすぼまっている」「ここはまっすぐ」と、きちんと意識しながら書く方が上達が早いです。
まとめ
「口」と「日」が書けると、たくさんの漢字に応用することができます。
上の画像の手本とポイントをよく見て、「口」と「日」の練習をしてみてください。