今日は、決めたことをいかに実践できるようにするか、ということについて書きます。
限定的な内容になりますが、割と色々応用できるかと思います。
例えば、「毎日ペン字を練習する!」と決めたとします。
何でも習慣にしてしまえばいいのですが、その習慣づくりが、なかなか難しい。
まずは、具体的にどう行動するかを考えるのがいいかと思います。
「毎日ペン字を練習する!」
という目標は、大変抽象的な目標ですので、いくら「毎日ペン字を練習する!」と決めていても……
具体的な行動内容は決めていないので、実際に動きづらいです。
ここで……
「何を、いつ、どこで」やるか。
もう少し具体的に決めてしまうと、行動しやすくなります。
ですから、「毎日ペン字を練習する!」という目標を立てたならば……
例えばですが……
「赤松の本を、夕食前に、和室の机で、15分やる」
などと、具体的に決めてしまう方が、行動に移しやすい。
いつやろうかと、ダラダラしないし。
他のことをやっていても、夕食前にやるからと決めているので、気にならない。
赤松の本と、ペンとノートを、和室の机の上に置いておくと、さらに行動に移しやすいです。
やろうと思っていることに具体性がないなと思う場合には、具体性を持たせた計画を立てるといいかなと思います。
具体的なことを決めずに、「毎日ペン字を練習する!」とだけしか決めていないと、さてどこで書こう、さていつ書こう、などと決めることが億劫になり(決めるのは意外とエネルギーを使う)、練習すると決めているのに、ずるずる時間が過ぎていったりしてしまいます。
1日30分できれいな字が手に入る!というような本を買ったのであれば、
1日30分その本で練習する、という計画の立て方ではなく……
「朝起きたらすぐに、リビングの机で、30分、その本で練習する」
というような感じの計画の立て方にします。
ただ、具体的に決めたとしても、急に用事が入ったり、急に違う練習がしたくなることもあるので、その場合は、また具体的な内容を決めなおせばいいと思います。
抽象的な目標は、なるべく具体的なものにするといいかと思います。