【飽きやすい方へ】企画して練習してみる | 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定

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・初心者の方から上級者の方まで、お一人お一人丁寧にご指導します。
・お悩みに寄り添います。
・楽しく、効果的に練習できる方法をご提案します

今日は書道(ペン字)の練習方法をテーマにします。

 

特に、熱しやすく冷めやすいという方には最適かもしれません。

 

私自身、多少熱しやすく冷めやすいところがありますが、その性格をうまく活用しています。

 

そんな私が取り組んでいる練習方法は…

 

「地味に続ける練習」と「企画的な練習」のハイブリッドな練習方法です。

 

例えば、私は、硬筆は毎月競書の課題に取り組み、仮名書道に関しては、月に2回先生のところにいって指導を受けています。

それは、思いつきではなく、毎月必ず決まってやること。

競書の課題を書くのは、月のうち2日くらいで、本が届いたらすぐに取り組んで、終わったら自分の競書の練習のことは忘れます( ゚Д゚)←忘れる時間があるので、続けられている気がします(無論、私の場合)。

もちろんそれ以外にも練習はしますが、必ずやる、と決めているものはありません。

 

仮名書道は、先生のところに行って帰ってきた日かその次の日くらいに、次のときに持っていくものをだいたい書いてしまいます。そして、こちらの方も、書いてしまえば、先生のところに持っていくものをあれこれ考えるのは忘れます。

(忘れる時間が、私には必要です。忘れてしまっても、競書は自分の都合に関わらず淡々と届きますし、先生のところに行くのは、日時が決まっているので、大丈夫です)

 

この練習基盤があるので、安心して、他の練習で遊ぶことができます(笑)

 

そこで、熱しやすく冷めやすい気持ちを昇華。

(それは昇華させるものか?)

 

他の練習は、すべて自分の「企画もの」。

 

古筆の集字や、臨書など、自分の中に自然に「これやりたい!」というのが出てきて、実行しています。

ずっとやっていく、というものではなく、1年なり1か月なり1週間なり1日なりの、期間限定の企画ものです。

 

例えば、「『高野切第三種』の集字をしたい!」と思ったら、それが仕上がるまでは、ガーーーっと取り組む。無論すぐにはできないので、実際にはコツコツになりますが、それでもイメージは、ガーーーっという感じです。

 

 

このやり方が、自分に合っていて、この企画が終わったら、次は何の企画に入ろうかと考えたりするのも楽しいです。

 

 

この「企画的練習法」(←勝手に名前つけた)は、(特に熱しやすく冷めやすい方には)おすすめ!

 

書道は書道といっても、内容は多岐に渡るので…

 

企画を色々と考えやすいです。

 

この1か月は九成宮の臨書をしてみよう!とか…

1冊書道の本を買って、それに1週間取り組んでみよう!とか…

今はコロナが落ち着いているから、今のうちに、書道系のワークショップに色々と出かけてみよう!とか…

書くのはちょっと気がのらない時期は、美術館巡りをしてみるとか…

今月は万年筆を買って、それで書いてみよう!とか…

 

こういうのは無限にあります。

 

まずは、やりたい!と思うことを何でも紙に書きだして、優先順位を決めて、それを期間限定でやっていくといいかなと。

 

あれこれやると一つを極められないのではないか?と思う方なら、大きなテーマを一つ決めて、その中で、色々と自分の中で企画を作っていくなどというのもいいですね。

 

色々とやっているうちに、自分が、面白い!楽しい!と感じる分野が少しずつ分かってきたりします。

その分野を固めて、その周辺を少しずつ広げていくというのはいかがでしょうか。

 

たくさんの方が書道を楽しめるといいなと思っています!