【雪山遊び】九州にもくじゅう連山という雪山があります | お掃除でラッキーを呼ぼう。キープ・キレイ部!プロが語る効率アップの掃除術はカンタン・最速♪
福岡生まれ福岡育ち。今は福岡市内でも中央区という「厳寒の雪日であろうが、道路が凍ることもない」交通量と交通網の地に住んでいる。
 
つまり、ぬるま湯の地にいるのだ。寒さへの危機感なし。滝汗
 
震災地で今も避難生活をされている方の寒さと雪への心配と底知れぬ恐怖におびえながら、ニュースを見つめるばかりである。
(心よりお見舞い申し上げます)
・・・・・・・・・・・・・・
話は別だが、
 
雪への耐性ゼロの私が、雪山へ出かけた。(ここから道楽のお話なので不謹慎でごめんなさい)
 
「雪山だ~~。霧氷だ~~~。凍った池だ~~~おねがい」と、大はしゃぎで夜明け前から車で大分へ向かう。
 
くじゅう連山は「阿蘇くじゅう国立公園」にある。大分と熊本にまたがる九州のほぼ真ん中あたり。火山群とその周辺に広大にひろがる草原地帯が美しい、登山家にとっても旅行家にとっても、温泉好きにとっても飽きの来ない地だ。
 
くじゅうの火山の噴火口あとに水が溜まり巨大な池をつくっていて、
寒い時期にだけ「氷が張る」のだ。
これが見たくて、先週の寒波をチャンスとばかりに、ここを目的として出かけた私は、結果大喜び⇩
 
「御池」

まるで月面の上の模様みたいに見える。巨大な池が凍った様である。
 
水がうねった形のまま、凍っている!⇩⇩
 
しかし、実はここに至るまでの6時間の苦労があった・・・
 
 
まず、朝7時半スタート
「牧ノ戸登山口」
 
 
なにせ「雪」をほぼ見たことがない温室育ちのぬるま湯の私としては、
「霧氷だ!!」「樹氷だ!!」とテンション上昇!
(その違いさえわからない)
 
ずっとこんな木々の下を、雪を踏んでゆきたい・・・
 
写真をSNSのストーリーにアップすると、見た方から「寒そう!」と言ってもらえるが、
実は登山であるから、上りの傾斜はきついのである。
だから、なんと「暑い!」
雪にふられ、周囲が雪だらけで、マイナス6度の世界だから気づきにくいが、実は汗まみれレベルの運動量。(下山時には1400キロカロリー消費)
 
こんなかわいいの作って遊んでる人がいた・・・
 
そして、気づいた・・・・「あれ?私が思い描いていたのは、

青空の下を歩く、雪山世界のはずだったのに

 
天気予報が「曇り、あるいは雪」滝汗を告げる・・・
 
ずっと晴れ間のない、曇天と ガスの世界を歩く・・・
 
空も見えず、濃いガスのため、周囲の風景も、くじゅう連山も見えない!!一体どこを歩いてるの?
 
空も、木も、地面も、白い!!白しかない!
 
 
 
とはいえ、まだまだテンション高い(雪を見たことないからはしゃぐ)
 
しかし、一座目の「沓掛山」の山頂にタッチしたあと、雪が頬をひっぱたくほど降ってきた⇩⇩
 
 
いったん下山。車にもどり、晴れ間を待つ。
 
再度、登山口から登りなおす(最初が一番きつい傾斜だ)
 
「あ~~~!空だよ~~~~」お願い 見たかった周囲の風景ちらり。
しかし、ほんの5分でガスり、ホワイトアウト。
 
 
ココロに浮かぶ言葉は「八甲田山、死の彷徨」・・・。ひたすら足元のホワイトを見つめザクザク歩く。
 
やっとの思いでたどり着いた避難小屋で、とにかくカロリーを!
 
「大福」
味わうためというよりも、生きるために食べる・・・
 
ちなみに冬山には「トイレ」はない!注意
冬季は閉鎖している・・・ 「トイレがないトイレがない」と思うほど、トイレに行きたくなるのが人間だ。本当はいけないのだけど、「水を飲まない」選択をしてしまう私。
 
携帯トイレは万全に持ち歩いているが、この山には隠れるところさえないし、叩きつける雪礫の中で、おしりをむき出す勇気がないため
「水飲まない!」➡ 結果「足がつる」!!
 
避難小屋で、親切なかたからこれをもらった。

 

 

「すぐ効きますよ」という優しい笑顔に暗示にかけられたか、すぐ治った!

 

で、目的地のあの氷の池へ。

 
 

1~2時間前まで、スキーやそり遊びをしていた若者たちでにぎわっていたらしいが、この時は人っ子一人残っていなかった・・・(他の登山客たちは、少し前に全員去っていた・・・偶然知人がいて、帰りにすれ違った)

 
また、『死の彷徨』ごっこをしながら、ホワイトアウト直前の雪山をガシガシ歩いて下山する・・・
 

このアイゼンがおススメ⇩⇩

 

 

 

 

ダッシュ登山8時間半。歩数27000歩ダッシュ(山の20000歩は平地の20000歩とわけが違うばい)

 

行きたいところに意地でもたどり着いて、無事生還できて、

福岡ぬくぬくっこの私に、厳しい雪のつぶてを一日たたきつけてくれた自然に感謝。

 

とてもよい体験でした!

 

サバイバル&アウトドア体験を積むことで、私ができる防災訓練にもなるので看板持ち