手術覚書 | 百合の庵◆◆糖尿病患者の子宮体癌体験記、うさぎさん飼育&フィギュアスケート雑記

百合の庵◆◆糖尿病患者の子宮体癌体験記、うさぎさん飼育&フィギュアスケート雑記

ポジティブ子宮体がん体験記。出来たもんは悔やんでも仕方ない。どうせなら検査も含め興味津々で体験してこよう、という主旨のblog。女性のみなさん!不正出血あったらすぐ婦人科で体癌細胞診いってください!5月からロップイヤーうさぎを飼育はじめました。

いま、自分の書いた手術当日の記事をみると、かなりはしょってて数日はやはりダメージ大きかったんだなと思う。
書いたとき、はちゃんとかいた、と思ったんだけどなあ。

記憶をたよりに書いてみる。

当日前にOS1だかいう、飲物を1L飲む。
味はアクエリアスを目一杯薄めたけど塩分はそのまま、って感じね。
みんなマズイと不評だったが、私にはあってたみたい。美味しく飲んだ。
(糖尿で砂糖塩分控え生活してるからだと思う。)手術が12時予定だったので朝9時までに飲んでください、との事。他の水分摂取も9時リミット。11時に付き添いの旦那登場。前の人の順番待ちと聞いていたが
前の人、順調ということで時間どおりに。
よかったねー前のひと!三時間でおわったそう。モゾモゾと弾性ストッキングを履き、ガウン型の術着に着替えた。パンツ一丁で合わせが少ないので気にせず動作大きくしたらちょっとした露出狂になれます。

待っていたら11時40分ごろかな、看護師さんが現れた。ストッキングチェックし、問題なかったのでいざいくさ場へ。徒歩で
向かうんです、この病院。
わたしはベットではこばれるより、
徒歩のがいいな。覚悟もできるし、
やっぱ、緊張と不安はあるしね!
ベットガラガラだと余計私は緊張しそうな気がする。

部屋の皆に、いってらっしゃいの言葉貰い手を振ってでかけた。
なんか、やるぞ!って気分になるね。
いや、うちは寝てるだけなんだけどね。

旦那もスタスタついてくる。
職員用のエレベーターで3Fの手術フロアへ。他の患者さんへの配慮か、一般エレベーターは使わないらしい。
へぇ、気ーつかってんのねーって思った。
徒歩だから普通に一般エレベーター乗れるのにね。

3Fフロアにつき、少し歩くと壁沿いに椅子並んでて、私より遥かに不安と悲壮感な表情の家族さんたち。

あんなとこで待たずにPHS持たされるからタリーズとかレストランで時間潰しといて!あ、摘出した臓器の写メ忘れず!

といい、貴重品を旦那に預け、手術控室、へ。ここで病棟看護師さんから手術部看護師さんへ引き渡される。まるで監獄への入所のようだ。いや、入所したことないけど😄
手術用具倉庫のような控室のすみに椅子と移動PC台がおいてあり、手術部看護師さんから問診。名前、生年月日、血液型をきかれたあと、いざ手術室街へ。

この病院は16室、手術室があったが案内された所には数字が扉に書いていない。
他のはついてるのにな。
看護師さんにここは何番?ってきいたら

四番ですよー

ほう、、、やっぱ、4と9は書かないんだね。病室部屋ナンバーも避けてるもんね、と思った。

レア部屋にあたり、むしろ運いいな、と思った。幸先がいい。



自動ドアの中にはいると、すぐ20畳はあろうか、という広い部屋。

えっ、肥満患者カスタマイズ部屋?!
すべてが大きいとか??!

キョロキョロしてたら手術台のトコ呼ばれる。台、ちっちゃ!
肥満カスタマイズじゃないよ…(あたりまえだ)幅がとにかく狭いが、なんか空気?かなんかはいってるクッションのようなやつが敷いてあった。

お尻のせて、こっち頭にして寝てください、といわれたので、よいしょ、と横になる。もいちょっと観察したかったのになー。クッションはぬくかった。寒さ対策なのかなー。
手は大の字にのばす。点滴やら心電図やら色々つけられる。点滴ルート一発!

プロやな…

部屋には麻酔医(事前に一緒に糖尿と咳で頭一緒にかかえた男性麻酔の先生)
一名と補佐的なかたと、男性看護師二名、女性看護師三名、恐らく見学二名。

おいおい、もったいないほど人がいて
まだ先生きてないけど私の為に何時間もたちっぱとか、ホント申し訳ないやらありがたいやら。

ぷち感動しながらも台の上で暇なので首だけキョロキョロ。
📺によくあるあの天井ライト、二つもあった。壁には、おそらくあそこにレントゲンはんのかなーってボード。頭の上には麻酔先生用だろう椅子とモニター、さまざまな器具。部屋出口上には巨大なアナログ時計。近代的な手術室のなかで少しアンバランスさにニンゲンくささを感じてしまい、ニヤニヤ。

さてルートとりおわったのか、

右側に寝返りうてますかー?と聞かれゴロン。とうとう硬膜外麻酔さんの登場か!
猫背にぐーっとさせられる。

先生!ハラ肉が邪魔してこれ以上丸くなるの無理っす!

気がつくと女性看護師さんが非背中がわから私はにしがみついて支えてくれとる。
胸にやらかい感触が…こ、これはっ!
男性患者の悦楽の瞬間か???
あ、でもわらし一応🚺なので…
あ、でも男性看護師💪がいいのか?ってなると、それもちょっと…🚺のひとがいいな。

とか馬鹿なこと考えてるといきなり背中にぷすっ

うおっ??!

小さい声でちゃいました。すぐ、痛いですか(^◇^;)声とんだけど、左程いたくもなく

大丈夫ですぅ!

と応える。一回じゃないのね。付近にプスプス刺された。いつも採血などで針をじっとみる派なので見えないとビックリするね。時間かかってごめんねー
と謝られるがんなことないですよ、
寧ろわらしの脂肪が邪魔してすいません!
驚きの衝撃のが多かった硬膜外のあとは
いざ、全身麻酔点滴か?!

てドキドキしたのにまだ他の麻酔あった…
肩すかしとはこの事だよ!

おそらく、私カスタマイズめにう。
咳が喘息のようにでるので
喉奥?らへんに注射三本。けっこーながい。味はすごい苦い。
歯科麻酔の味と似てるきがする。
余り飲まないてといわれたけど場所だけにそれは無理ですよー

硬膜外よりこっちのがしんどかた。

ふー、と一息ついたトコで

お疲れ様でしたー、長くかかってごめんね、今から麻酔いれるからねー

それから六秒後、意識は夢のなかへ。
最後の記憶はタイムショックで失敗した挑戦者のようにグルグル🌀回る視界、でした。


手術後編に続く