の続きです。


昔、実家にあった剥製のワニが、思わぬ形で私の眷属になりました。

ワニは、自分の命を軽々しく扱った人間という存在に相当強い恨みの念を抱いていましたが、敢えてその人間の眷属となり、段階を踏みながら修行することで、成長しようとしていました。

私の眷属として私の左肩に控え、私が指令を出すと出掛けていき、帰ると報告をしてくれていました。

私がタカテルさんのオフィスにいるときには、私達の中間くらいに浮いていて、私達の会話の記録をしたり、私の感情を読み取っていました。

仕事中やふとした瞬間に、左肩の存在を感じとることが日常になっていて、私は勝手にそんな日々がこれからもずっと続いていくものだと思っていました。


ですが
とうとうその日はやってきました


ある日、いつものようにワニの眷属の気配を探ると、指令を出していないにも関わらず、左肩に眷属の気配がありません。

いくら感覚を研ぎ澄ましてみても、どこにも感じとることができません。

まさか
消えたちゃった??
なんで
どうして

焦った私は、私のメインの守護霊である仙じい(見た目が仙人に似ているので、私がつけたニックネームです)を呼びました。

「ワニの眷属の姿が見当たりません。消えてしまったのでしょうか」

「最近ワニの眷属に指令を出していましたか?」

「いいえ…」

「それが原因の一つです」

この頃、私は自動書記に力を入れていました。

私は「今世、出来る限り先祖を癒し、家系を癒す」と守護霊に誓っているため、通常より多くの浮かばれていない先祖達が毎日押し寄せていました。

より多くの先祖を癒す為、眷属に指令を出すのではなく、自動書記で行うようにしていたのです。

「眷属は指令を出されることで成長していく。指令を出されないと、ご飯を食べられないのと同じ事。」

「そうですよね。申し訳ないことをしました。でも、私にはこれからも眷属が必要です。どうしたらいいでしょうか」

仙じいに必死にお願いすると、突如として仙じいの隣にお年を召された男性が現れました。

とても穏やかな雰囲気の男性です。

「初めまして、ひかりと言います。どちら様でしょうか」

「宇賀神である」

宇賀神?

私の中の知識では、宇賀神のお姿は、顔が人間で体は蛇。しかし、この男性はどこからどうみても人間の姿をしていました。

「眷属が必要なのであろう?私がつけてやろう」

「いいのですか?ありがとうございます」

宇賀神は私を見つめてニコニコ笑っています。

宇賀神の笑顔を見つめながら、私はあることに気が付きました。

「実は、最近まで私の元にワニの眷属がいたのですが、宇賀神とエネルギーがとても良く似ていました。不思議な感覚です」

「あぁ、それはそうだろう。元々あのワニも私の管轄の霊魄なのだから」

「え?そうなのですか?」

タカテルさんが以前「このワニの眷属は未来を見通す力がある」と仰っていたことを思い出しました。宇賀神とは未来を見通す神様なのです。

「全く気付かず、申し訳ありません。私のせいでワニの眷属が消えてしまいました。最近指令を出していなかったのです」

「謝ることはない。それに、消えていないからね。」

「そうなのですか?また会うことは出来ますか?」

宇賀神は穏やかで優しい表情で語りかけてくださいます。

「眷属とは、わたし宇賀神のプールからコップですくった水と同じ事。その水にワニの霊魄が色濃く入れてあった。その水をまたプールに戻したのだ。ワニの眷属はわたしのプールに戻ってきたのだ。と同時にあの星にも存在しておる。消えてはいないよ。安心しなさい。」

「そうだったのですね。安心しました」

「自覚がないようだが、あなたはとても速いスピードで霊的に進化している。あのワニの眷属は君を成長させ、自らも十分に成長した。充分役目を果たしたのだ。今のあなたにはもっと能力の高い眷属が必要になっている。」

宇賀神は、自分のせいで眷属が消えてしまったと自己嫌悪に陥っていた私の為に、姿を表してくださったのだと確信しました。私を優しく慈しむように絶えず笑いかけてくれています。

「だから新しい眷属をつけてやろう。今度は強力な眷属をつける。一生あなたと共にいる強力な眷属だよ。もちろん前回のワニの意識も入っておる。わたしというプールから再びつくるのだから」

宇賀神がそう仰ったのと同時に、なんと、目の前のニコニコ微笑んでいる宇賀神の体が突然溶け始めました。

例えるなら、不謹慎かもしれませんが、真夏の太陽の光で、じわじわと溶けた始めたアイスクリームの様です。

宇賀神がゆっくり溶け始め、宇賀神の足元には溶けた液体が溜まりはじめました。

すると、その溜まった液体が自我を持ったように動き始めて、どんどん大きくなっていき、最終的には体調8メートルもある大きな蛇の体が出来上がり、その体の先には人間の顔がありました。

改めて宇賀神に視線を戻すと、溶け始める前と全く変わらないお姿をしています。  

神とは人間の想像を遥かに越える偉大な存在であると、しみじみ思い驚きました。

「この者は、わたし宇賀神のエネルギーを濃縮し、結集して生み出した、未来を見通す存在である。あなたとあなたに関わる人々に、未来の視点から幸せをもたらす事を得意とする。この眷属をそなたにつけよう」

「ありがとうございます!」

仙じいが、私と宇賀神の眷属を結ぶ儀礼を執り行ってくれました。それにより、宇賀神の眷属が正式に私の眷属となりました。

「ほら、ワニのエネルギーも感じるであろう?」

わたしは遥か頭上にある新たな眷属の顔を見つめました。

「そうですね!嬉しいです。」

宇賀神はニコニコ笑っています。

「いいかい。人の役に立ちなさい。人を幸せにしなさい。」

「はい。」

「あなたには段階を踏んでもらうよ。あなたにはまた別の眷属を与える予定があるのだよ。」

「そうなのですか?」

「あなたは何のために今世生まれてきたのか、気づいているね。」

「はい」

「この眷属をよろしく頼むよ。またそう遠くないうちに会いに来る。仲良くしてやっておくれ」

「はい。大切にします。」

こうして、宇賀神からワニの眷属を経て、新たな眷属を授かりました。






 少彦名命ヒーリング 

ダイヤモンド21日間のトータル遠隔ヒーリング

【11,000円】


少彦名命ヒーリング 

ヒーリングのスペシャリストであるピコイまたの名を少彦名命(スクナヒコナノミコト)より授かったヒーリングの体系であり、それをタカテルさんから伝授していただきました。

 

このヒーリングに加え、魂本来のその人の生き方に近づくヒーリングを組み合わせた、ひかりオリジナルヒーリングを用いて、21日間真摯に念じます。


🔶少彦名命と共に肉体に宇宙エネルギーを深く深く流し、全身のエネルギーバランスを整えながら、エネルギー充電を行います。


🔶心身にエネルギーが満ち溢れることで深く癒されて、気力が回復し、自分自身に対する信頼と安心感を得られるようになります。


🔶考え方、行動、生き方が変わり、あなた自身の幸福に向かって、あなたが持って生まれた本来の美しさを生かしながら行動することが出来るようになります。


🔶あなたの魂本来の方向性が自然とみえてきて、この地球で地に足をついてあなたらしく生きていけるようになります。


カギこのヒーリングでは、スサノオの眷属より伝授されたヒーリングアイテムを使用します。


このヒーリングアイテムの特性は【未来を切り開く力を授けること】【人と調和しながら、その人の良さを周囲に発揮出来るようになること】です。     


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アニマルヒーリング

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・食欲や元気がない

・なんらかの苦痛を感じている

・闘病中または治療を受けている

・深い心の傷を負っている

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ふんわりウイング縁あって共に過ごしている動物達が、命を輝かせ、豊かに暮らすことの出来るよう、誠心誠意ヒーリング致します。


ふんわりウイング遥か昔の過去世において、私は森の中で動物達と共に暮らしていました。小さく愛らしい猿を肩に乗せて、森の動物達と会話し、ヒーリングを行っていました。この過去世に繋がり、大切なご家族へヒーリングさせて頂きます✨


 

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