世の中のためになること、世界が良くなるために善いことをしよう。
そういう人に見えているのは、世の中はろくでもない世界であるということ。
反対に、世の中を悪くしてやろう、人々を苦しめてやろう。
そういう存在に見えているのは、人々の強さやたくましさ、気高さ。
それが客観的事実であるかどうかには関係なく、自分が変えたいと思うものにフォーカスが行く。
世の中を善くしたい良くしたいと思っている人ほど、粗探しのようにして世の中の良くないところばかりに目が行くし、世の中を悪くしたい、荒廃させたいと思っている存在にとっては反対に、世の中の素晴らしさの方に目が行くだろう。
つまり、「よくしたい」という思いのエネルギーは悪くする方へ流れ、「悪くしたい」というエネルギーは良い方へ流れる。
そして、そのどちらにも言えることは、自分の不本意なものにエネルギーを注ぎフォーカスをしているということで、望まない現実創造を助長させるということだ。
どちらも不幸であるということだ。