昨日、久々で行ったショッピングモールに猫カフェが出来ていた。
猫動画で人気のユーチューバーさん。
可愛くて、私もよく観ている動画がある。
しかし、今日うちの17歳の猫を見て思った。
そういう人気の動画は、私の知る限り皆仔猫から育てるものや、まだまだ遊びたがりの若い子たちばかり。
一体いつまで、その動画を続けていられるのだろう?
今は元気なその猫たちも、老猫と言われるシニアになれば、ダマも取らなくなるし、一日中定位置で寝ているばかりだ。
そんな猫で撮れ高なんて取れるのだろうか?
それとも、そうなったらまた若い仔猫でも迎え入れるのだろうか?
悲しいことだけれど、寧ろ病気やなんかになった方がドラマ度が上がって、再生回数が増えるだろうね。
健康な老猫の静止動画を撮っているよりは。
心配そうに優しいコメントをしている人たちも、結局はドラマを観たいだけなのだよなぁ。
私も、気に入っていたあるユーチューバーさんの血統書付き飼い猫の動画が、途中で野良猫を保護することになったら、その野良ばかりが気になって、元の飼い猫への関心が薄れた。
私と同じ人は多いようで、再生回数がそれを物語っている。
野良猫の回は、再生回数がバツグンに良い。
人間って、つくづくドラマ好き。笑
基本的に不幸が好きなんだよね。
心配するフリをしてドラマを楽しんでいる。
昨日、ある所から来ていたDMメールに面白いことが書いてあった。
人間は苦しい時に、脳内に快楽物質みたいなのが出るんだって。
だから苦しいことにも耐えられるんだけど、逆を言えば、その快楽物質を欲して、自分から好んで苦しみを選択するということにもなっているみたい。
どうりで。
人間が不幸(苦しみ)が好物なわけだ。
そこには、「苦しまない練習」をすることで、苦しみから解放されることが出来ると書いてあった。
それには先ず、自分が苦しむ選択をしていることに気付くことが必要だと。