その年代の私には出来なかったことをやって、青春を満喫しているように見える子たち。
その時に出来る、自分の価値というものをちゃんと分かっているように思う。
私はというと、常に不満だらけで、自分を安売りしないプライドの高さはあったけれど、本心では自信が無く、自分自身を卑下していた。
自分は無価値だと思っていた。
そんな私がお洒落をして楽しむ心の余裕なんて持てるはずもなく、自分の価値というものにも全く気付いていなかった。
そして、同年代のお洒落に関心のある子たちのことは、チャラチャラして浮ついた女たちと見下していた。
全ては嫉妬。
自分もしたいのに出来ないこと、してはいけないと思っていることをやっている人たち。
他人を非難する気持ちは、嫉妬心から起こる。