厳しさと優しさ

相手を叱る。口を出す。

厳しいのは、その相手に期待をしているから。

つまりは、その相手を対等に扱っているということ。

何も言わない。怒らない。好きにやらせる。

優しさは、その相手に何も期待していないということ。その成長すらも。

つまりは、責任の放棄。

優しいのは、どうでもいいからだ。

厳しすぎるのも、優しすぎるのも、その相手の人格を否定するということ。

そのどちらでも、人の自尊心は育たない。