きらり~発達障害と共に成長する家族の会~ -9ページ目

きらり~発達障害と共に成長する家族の会~

2012年3月に東京都武蔵村山市で発足した会です。タイトル通り、本人も兄弟もパパもママも家族が発達障害を通じて色々成長していけますように・・・発達の凸凹に悩んだりもするけれど、将来何か1つ「きらっと」輝ける何かを見つけてほしい・・・そんな願いを込めています。

小学校入学前に、市から配られた「就学支援シート」を覚えていますか。
特別な指導や支援が必要なお子さんについて、適切な情報を小学校へ引き継ぐものです。

学校では、就学支援シートをもとに、保護者と協力して「個別指導計画」が必要に応じて作成されます。
個別指導計画には、指導目標・指導の手だて・記録が記されます。
お子さんが十分に力を発揮できるような学校環境であるために、とても大事なものです。

今回、個別指導計画とはどのようなものか、もう一度学び、お子さんの成長につなげていただけるよう、きらり顧問の宮本紀夫先生を講師に勉強会を企画しました。

保護者はもちろん、支援者として児童・生徒に関わる方も、ぜひご参加ください。

日時:2016年9月3日18時~20時
場所:武蔵村山市 緑が丘ふれあいセンター男女共同参画センター学習室
申し込み:mm2012kirari@gmail.com へご連絡ください。


講師:宮本紀夫氏
特別支援教育サポーター つなぎ 主宰
教育の原点と言われる知的障害教育の専門家として、永年に渡り東京都を中心に活躍。教育委員会指導課長時代には全国初の「個別指導計画Q&A」を企画作成し、現在にいたるまで全国の障害教育のバイブルとして活用されています。

恒例のクリスマス会momi2*
参加は、大人21名子ども29名でした。
今年は、午前だけの開催となり、みんなでいろいろ工夫して準備しました。

受付で、チキンとピザを受け取ってからは、好きなところで過ごしてOK!

クッキーデコレーションコーナーと木片の工作コーナーがあります。

いろんな色のチョコペンを使えるよ!




そして、くじ引きでわいわい、絵本の読み聞かせでしっとり。

最後は、DSでマリオカートの対戦!
盛り上がったね!

ボランティアさんがおふたり来て下さいました。
とても助かりました。
ありがとうございました。

担当:O&K&N&その他大勢
投稿:千田



今月の家族のイベントは、アイシングクッキー。

あきる野市でお料理教室を開いているAZUさんに協力していただきました。

クッキーはかぼちゃとおばけを意識した形。
なんでも好きなデザインでいいよ!

こんなかな~わくわく

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ららら~

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みんなの作品はこちらサゲサゲ↓
個性出てますねー

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このクッキー、もったいなくてすぐには食べずしばらく飾っておきました。

後日、食べると、衝撃的においしいかった!
材料もこだわっているそうですが、これは市販品にはないです!

AZUさん、ありがとうございました!

AZUさんのブログはこちらです。
http://s.ameblo.jp/azukitchenblog/entry-12078080986.html?frm_id=v.jpameblo


担当:Y
投稿:千田


顧問の宮本先生をお招きして、勉強会と座談会を行いました。

参加者は17名。

テーマは、「特別支援教育の現状と課題」ということでお話して頂きました。
皆さん、熱心に先生のお話を聞きいっている様子でした。


前回も好評だった座談会では、限られた時間でしたが参加された方から日頃の子どもの様子や課題を先生とお話することが出来ました。


以下、勉強会の内容&参加者の感想です。


テーマ「特別支援教育の現状と課題」
特別支援教育推進のキーワード:早期発見・早期指導及び支援
◎武蔵村山市の特別支援教育の現状
①東京都第三次計画を視野にいれて、第4次特別支援教育を策定中
②通常の学級、特別支援学級における授業の改善
③特別支援教育コーディネーター研修及び校内委員会充実のための研修会
④通級指導学級から「特別支援教室」へ:30年度までに小学校全校に設置される。
⑤就学支援委員会の判断と異なる就学先について考える

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〔参加者の感想〕
・毎回、宮本先生のお話は気づかされることが多く感銘を受けます。
 今回、特に考えさせられたのは「教科が出来ても生きる力にはならない」というお言葉です。
つい、日頃のテストなど点数が出て成果がわかりやすいもので満足してしまうのですが、実際社会に出たらテストの点数よりも生きる力のほうが圧倒的に必要であるということを実感しました。
 私の息子は自立活動の6区分の内、コミュニケーションと人間関係の形成に遅れがあるのでそこを重点的に改善できるように努力しなければならないと改めて実感しました。
 また、進学先をきめるに当たり「教育の適時性」も常に意識するようにし、親の希望ではなく本人が今、どんな教育が必要なのかをしっかり冷静に見極めていかなければならないと思いました。家庭でのしつけに工夫が必要でそれを常に意識していかなければならないと頭では分かっているのですが、つい日頃の生活では忘れがちです。
 宮本先生のお話を伺うと気持ちが引き締まるし、先生の障がい児に対する暖かいお気持ちを感じることができて癒されています。先生もお忙しいのは十分承知しておりますが定期的にお話を聞ける機会があるといいなと思います。
 

・初めて参加させていただきました。
今、悩んでいた事の話も聞けて、子供の良い所、困っている所を再確認しようと思いました。
自分自身、子どもがこれから自立していく事を前提にして考えていかなくてはと思っていたので、本当に今日先生の話を聞いて、この考えを変えずがんばっていこうと思いました。


・自立できたかどうかは、困ったときに(できる人に)助けを求められるかどうか、であるということが分かった。


・心に残ったのは「教育は可能性の追求」という先生の言葉です。

市内の新しい試みをする学校に対して、実を言うと私は今まで良く思っていませんでした。
穏やかな学校環境で6年間を平凡に過ごしてくれればいいのに、と考えていました。

学校の目指すところ(あさはかな私は、まず無理でしょ、と否定的になっていた)に対して、先生はその目標と取り組み事体をすばらしいことだとおっしゃいました。「教育は可能性の追求」なのだと。そして、保護者も学校を応援してほしいと。

私は、「ああ、その通りだ」と思いました。
そして改心!学校を応援しようと心に決めました。(転校まで考えていたのに!)

子ども(大人も!)の可能性は無限大!
結果はどうあれ、目標は高く、今できることをせいいっぱいやるだけですね!


・教育の適時性のお話の中で、教育にも「旬」があるという言葉がありました。とても分かりやすく納得でした!
我が子をしっかり見つめ、適切な支援・サポートが受けられるように親もがんばります。




宮本先生のお話を聞くと、改めて親として、子どもや家族のことをふりかえり初心に戻るような…そんな気がします。

また、宮本先生のお話を伺える企画を考えていきたいと思っています。


投稿   加園
9月の茶話会がありました。

始めて参加される方を含めて9名の参加です。

自己紹介のあと、高学年(中学生)と小学生グループに分けてお話ができました。
学校の新しい支援形態や中学高校の進路についての情報交換ができました。

担当:K&K
5月に引き続き、夏のプレーパークを開催することができました。

参加は12家族。

今回の遊びのメインは、ウォータースライダー!
午前から、穴掘り部隊ががんばりました。
はじけた子どもたち(ボランティアのなおくんも)多数!

他に、竹と木材の工作・ハンモックも大人気でした。

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今回もう一つの目玉は、夜の七森を過ごすということ。

夕食には、ハヤシライスを作りました。

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量が多いので長時間になってしまい大変でしたね!
担当してくれてた方、本当にありがとう!!
とってもおいしかったです!!
七森スタッフのみなさんもおいしくて感動してました!

そして、暗くなってから、花火。

夏の夜、外でみんなで遊ぶだけでも、わくわくしますよね。

疲れも出たと思いますが、貴重な体験ができたと思います。

プレーリーダー、七森スタッフ、ボランティアさん、ご協力ありがとうございました。

投稿:千田







コカコーライーストジャパン多摩工場へ、工場見学に行ってきました。

参加は、大人14人・子ども23人。

朝から気温も上がり、待ち合わせの時間から汗だくでしたが、参加者の皆さんと顔合わせができました。

赤いポップな室内で、気分があがります↓

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工場説明やクイズの後は、お待ちかねのコーラの試飲!

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プハ~!!

おみやげの文具セットとタオルもうれしい。

が、しかし、その日のその時間、見学できる製造ラインは全て休止かメンテナンス中で、動いているラインを見ることができませんでした・・・
残念・・・

ま、仕方ないですね。

コカコーラさん、ありがとうございました。

工場見学は、夏休みの宿題にも最適。
みなさんにも好評なので、またどこか企画したいです。

担当:M&K
投稿:千田




今月の茶話会は日曜日開催。
(今年度は隔月で平日休日と開催しています)
6名の参加がありました。

近況報告をしたり、ゆったりお話したりすることができました。
学習をはじめとした学校のこと、進路のこと、習い事、塾…

以前よりも、少しずつ将来のことが気になり始めている方が増えているように感じます。
きらりが始まってもう4年目。
学校で言えば、中学生が卒業して次のステップを歩み始めている…ということですね。
長いというより、あっとういうまの時間です。
子どもの成長は思っているよりも早いのかもしれません。
よそから見たらゆったりかもしれませんが、変化?成長をしていますよね!
我が子を見ていてそう思います。

みなさんが知りたい情報やきらりの近況を、茶話会や連絡網、ブログ…などを通じてこれからも発信し、そして共有していきたいです。

茶話会、8月はお休みです。
次回は9月です。
みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね♪

K

きらり限定!七森プレーパークを開催しました。
14家族(子ども29人)の参加。
そして、プレーリーダーさん4人と、そのほかになんと7名のボランティアさんがきてくれました。

10時集合で準備を始める予定なのですが、小さい水の粒seiが空から落ちている気がします・・・(雨と思ったら負け照れる

タ―プなどを張って準備を進めていると、いつのまにか雨はやみ、晴れ間も出てきました!

七森


準備した遊びは、ロープハンモック・火おこし・野外料理・木工・穴掘り・ベーゴマ

ハンモックはいつも大人気!

ハンモック

泥あそびたのしー!

泥


これは、なにかと言うと、

パン生地
パン生地です!
棒に巻き付けて遠火で焼きます。
おいしかった!!

遊ぼうパン

ダッチオーブンで焼いたスタッフドチキン
皮が香ばしい!フレッシュハーブも入れました。

チキン

木工コーナーでは、すばらしい作品がたくさんできていました!

木工



このイベントは、イオン黄色いレシートキャンペーンの寄付金を使わせていただきました。
イオンとレシートを投函してくださったみなさま、ありがとうございました!!

この日のために、七森プレーパーク・プレーリーダー・ボランティアの方々は入念に準備してくださいました。
ごはんを食べるのも忘れるくらい子どもたちは夢中で遊んでいました。
最近は外遊びをする機会が減っていたので、このような企画がありがたいという声もありました。
今回は、保護者の方たちが料理の準備などで忙しかったので、次回は簡素化してくつろげるようにしましょう!

みなみの学園学習教室の池田美保先生をお招きして、座談会を行いました。

参加は、10名。

事前に先生からのアンケートがあり、きらりのメンバーが関心を持っていることについてお話ができるよう、入念に準備してくださいました。

座談会は、初めてお会いする先生との少し緊張した雰囲気で始まりました。

まず、先生はある本の一節を朗読されました。

何もしてくれなくてもいい、ただいてくれるだけでいい、とだれかに言いたいときがある。・・・だた横にいるだけで他人の力になれることがある。・・・

から始まるその本は、鷲田清一さん著の「大事なものは見えにくい」というもの。


先生いわく、子どもの発していない“ことば”を感じてほしい、と。

また、薬の最新情報、学校の情報、発達障害の人が学習する際にどのような特性があり、それをどのようにサポートしていくかについて、お話してくださいました。

また、不登校について
原因は複合的なものだし、探っても、どうこうするのは難しい。
今は、学校に行くエネルギーが十分ないだけ。
エネルギーがたまれば、必ず行ける。
今は、いろんなものを乗り越える経験であり、悪いことをしているわけではない。


そして、最後には、こんなメッセージ。

子どものいいところをたくさん挙げられるようにしてください。
人間は多面体。美しい面が必ずある。




参加者の感想を以下に載せます。

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薬の最新事情はなかなか分かりやすい説明を聞ける機会がないので、非常にタメになりました。
また、子どもが学習面でつまずくポイントが良くわかりました。
当事者の方が役を演じるというのが印象的で、我が子のことを思い起こして泣きそうになってしまいました。
息子は低学年の頃は、不適切な行動が多かったのですが、周りを観察して模倣することで、クラスで浮かないスキルを身につけてきました。
これからもそうやって見よう見真似で演じて行くのでしょうが、四年生になって、周りの精神的な成長に追いつけなくて苦しんでいます。
息子のようなタイプに合った良い学校があると良いのですが。

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勉強会、ありがとうございました。
理解されて実際に関わっておられる方のお話はとてもためになりました。
もっとお話を聞いてみたいです。

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池田先生の会、とてもよかったです。もっともっとお話を聞きたくなりました。
また是非、池田先生の座談会お願いしたいです。

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子供たちの困っていること、そして、それをサポートする側、前向きになれるお話しでした。
ありがとうございました。

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先生の話はとてもよかったです。
私の考え方と合っていて嬉しかったです。
毎日息子に向き合う私にとって、先生が伝えたかったことは、その通りです。
子供の話をよく聞いて、話していない部分(様子・行動)までも受け入れて、親として自分の子供の専門家になるぐらいまでに観察すること。
そして子供と関わる方々に子供の特徴を細かいところまで伝えることは、大切だと思います。

学習の方では、無理のない範囲で算数と国語を重視して進ませること。
成長の遅い子でも将来の可能性を開くために。

進路について、中学生を持つ親として不安がありますが、一つのことが伝わりました:
「子供本人が、”こんなところだったら、がんばれそう”と思う学校なら、親が思っているよりも、うまくいきます」。

課題は、まず、その子供に合った環境を見つけること、そして、本人が決意できるように、上手に促すことですね。

最後に時間が足りなかったのですが、先生は「子供のいいところを探してほしい」とおっしゃいました。
私の目でみると、観察するうちにそんな「いいところ」は必ずあります、どんな子でも。

また、先生との座談会を歓迎します。

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この会の後、私はとても気持ちが楽になりました。
子どもに寄り添うことは、とても難しいこと。
目に見える成果以上に、目に見えない大事なことを分かっているつもりでも、やはり行動は難しいものですね。

先生のお言葉に、たくさんの感動・気づき・考えさせられることなどなどありました。
前向きに、自分のことも認めつつ、進んでいける気持ちになりました。
先生の大ファンになりました。またお話をお聞きしたいです。

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池田美保先生のプロフィール:
東京学芸大学数学科卒業。公立中学校および私立中学・高等学校数校にて数学科の教師として勤務し、平成19年度末に退職。生徒指導主事や「心の教室」を担当するなど、生徒のカウンセリングや問題行動への対応について豊富な経験を持つ。日本LD学会正会員。特別支援教育士(S.E.N.S)。

みなみの学園学習教室のURLはこちらです。
http://www.minaminogakuen.jp/index.html