Vol.668『過去生への旅?②』
まずはメキシコシティー。
フライト時間は約14時間かな。
事前に席は通路側を予約していました。
昔は窓際がよかったけれど、今はいつでも好きな時に立てる通路側が望ましい。
初のメキシコの航空会社だったので、対応への不安はありましたが、チェックインしたら、予約した座席もあっていたし、一安心でした。
ただ、出発の前々日くらいに、あるFBグループで自分たちが乗る予定のその航空会社が現地に着陸せずに途中で引き返したという投稿がでていました。
まあ、そういうこともあるでしょうが、直前で見てしまうとは(;’∀’)
ということで、「これはしっかり意図していかないとあかんな」と気づき、旅の行程が順調に進むように意図を建てました。
これ、とても大事で、「自分は運がいい」という大きな思い込みだけで、うまくいく人もいますが、「何があっても、結局、うまく回っている」だと、イレギュラーな流れに乗ってしまうことがあります。
だって、「何があっても」って決めてるからね。
希望していない、思いがけない強い流れに乗ってしまうこともあります。
もちろん、人生の流れって、何があっても絶対うまくいくようにはなっているのですが、今回のように3か国を回るようになると、一つ何かがずれたら、日程がリカバリーできないケースもでてきます。
そうなったら、そうなったではありますが、「必要なことが起こるのは理解している。でも、可能な限り、不必要な出来事が起こらないように」という意図を建てました。
結果、すべての旅の行程がまったく問題なしーあ、ペルー到着時に飛行機が1時間ずれて、いけない場所が1つ、でてきましたが、翌日にそこを回るように調整して、すべてパーフェクトに回ることができました。
むしろ、その日、1時間遅れておらず、そのまま、ルート通りにいっていたら・・・。
体が「無理(涙)」。
すべてよいようになっていたということですね。
そんな小細工?をしてから、フライトに臨みます(笑)。
席、通路側で気楽(^^)。
そして、面白い映画―はなかったので、修道院のホラー映画をイヤホンなしで流しながら、いい感じで爆睡できました。
メキシコシティに到着。
時間は現地時間の朝7時でした。(体的には出発した日の夜中の1時くらい)
ここがすでに標高2240メートル。
たかい~。
8時間後にペルーのリマに向かう飛行機に乗る予定だったので、空港のラウンジでのんびりしたりするのかな、と思っていたら、行程表をみていなかった。
あれ。
メキシコシティ近郊の「テオティワカン遺跡」に行くと書いてある・・・。
サプライズっていうか、うれしいプレゼント的な気持ちで現地に向かいます。
行程表、何度もしっかりみたのだけど、今回の行程表。
何か魔法がかかっているみたいに、よくわからないのです(笑)。
時間がゆがんでいるーみたいな感じです(爆笑)。
さて、バスでさっそく「テオティワカン遺跡」に向かいます。
ここで、月の神殿、太陽の神殿をめぐりました。
体は夜中なので、ちょっとふらふら。
気持ちだけは高揚しています(笑)。
かなり広い敷地にいくつかの遺跡があり、視界が開けているので、隣の遺跡も近くに見える。
近くに見えるのに、いや、歩く歩く・・・。
季節は夏で、日中なので、日差しで顔が暑い。
じりじり焼けています。
四方が階段になっている、中央が広場になっているような遺跡が中央にありました。
そこにあがって小声で話すと、周囲に広がる広場に声がこだまするように聞こえてくるのにはびっくりしました。
音響効果ばっちり?
ここは昔、集会がされていたのでしょうね。
古代人の知恵ですね。
月の神殿も太陽の神殿も昔は登っていけるようでしたが、現在はふもとまで。
遺跡自体も劣化している部分があるので、少しずつ入場の規制が始まっているみたいでした。
それに、本当に階段が高くて、登るのが怖い。
以前は落ちる人もいたようです。
落ちたら軽い怪我では済まない感じです。
その次に向かった「羽の生えた蛇の遺跡」はその手前の階段に登ることができましたが、フラッと転んだら、下まで落ちていくだろうな、という角度で、登っていく際に腰が引けちゃいました。
20代、30代ならサクサク登っていたかもだけど・・・。
「転んだら落ちる」と思った瞬間、体が委縮してしまって。
一段一段、周りをみないようにして、手を使って、体を支えながらあがりました。
暑い日差しの中、粛々と登り続け、一番高い場所まであがると、遠くまで見渡せます。
周りの景色に溶け込んでいる遺跡をみて、感激していました。
この遺跡は長い間、土の中に埋もれていたというので、なるほど、気づかないだろうな~と思いました。
下に何かあることがわかって、発掘されて、広大な敷地に人々が住んでいた遺跡が発見されて。
そうみると、周りにも遺跡が埋まっているような小高い丘がいくつもあって、もっともっと広大な歴史が眠っている感じがありました。
ここでは特に個人的なものは感じませんでしたが、眠気なのか、エネルギーなのか、頭はふらふら。
期待していた羽の生えた蛇の遺跡をみれて、感無量で階段を下ります。
降りる時はもっと怖くて、座りながらおりました~。
怖がり過ぎですが、40代後半から急に「エセ高所恐怖症」になってしまったので、つかまる場所がないとサクサク登ったり降りたりできなくなりました。
手すりがあると平気なんだけど・・・。
なんでしょうね。
ここで転んだら、「この先の旅が、、、」と思ったので、少し慎重に降ります。
この後、昼食に向かいました。
この時、体は朝4時頃ですが、行程はお昼タイムです(^^)。
もう、ナチュラルハイです(笑)。
おいしくメキシコ料理のビュッフェをいただきました。
紫トウモロコシを発酵させた料理がおいしいというので食べてみましたが、なかなか不思議な味でした(笑)。
ちょっとカルピス風味・・?
なれたら美味しいかも。
チキンや牛も豚も食べれておいしかったです。
フルーツが山盛りでした。
空港に戻って、ペルーのリマに向かいます。
あれ、まだ旅は始まったばかりでした!
続きは次回(^^)。
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