20年間の歩み⑤ 再発のあとから現在 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

復職から3年すごし、

 

夫は内服も通院もしなくなって1年がすぎた。

時には不調かな?という日もあったけど

それが持続することはなく、(そうみえていた)

1日ゆっくり眠れば復活。

 

もうこのままよくなっていくのかな・・・

 

と思っていた。

 

暮らしは安定していたし、

ほどほどに

やりたいことをやり、

5人で楽しんでいたと思う。

 

だけど、

夫は

「家族のくらしのため」に無理して

がんばっていたんだなと

再発したときに

ようやく気づいた。

 

そのときの記録はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに

うつを受け入れたと思っていたはずなのに

再発と聞いてうろたえる自分。

 

 

現状を受け入れていない自分はダメだと

自分を責められているような気持ちにもなって

つらかった・・・涙

 

 

夫に寄り添う余裕なんてゼロだった。

 

 

この先の不安ばかりが先に立つ。

 

お金のこともくらしのことも・・・。

 

5年前と比べても

ちっとも成長していない自分に心底うんざりした。

 

 

うつ再発のきっかけになった妊娠は

うつ再発の1ヶ月後、

死産におわった。

 

死産する直前はうつだった夫。

でも死産した直後から

わたしの体調が復調するまでは

なぜかシャッキっとしていて

うつを感じさせなかった。

 

メンタル的にかなりダメージを受けていたわたしを

ずっと支えてくれたのは夫だった。

 

 

ありがとうというきもちと

かつての夫が戻ってきてくれたようで

ほっとした。

 

あったかかった。

 

でも、

わたしが元気になった途端、

またうつに戻った。

むしろ前よりひどくなってしまい、

 

とっても寂しかった。

 

 

なんなんだよ!!と怒りもわいた。

 

休み続け、

有給休暇を使い果たし、

休職にきりかえわりそうだったある日、

 

夫が言った。

 

「来週から復帰しないと休職扱いになるから

出社しようかな」と。

 

そのとき、

 

 

今、復帰できる状態じゃないよ!!

と思う気持ちと

お金のためにも復帰してよ!!

と思う気持ちが同時にあった。

どうしたらいいか、

どうしてほしいかちっともわからなかった。

 

 

わたしはまた

お金の不安感から

大事なものを見失っていたのだ。

 

 

夫はめちゃくちゃがんばっていて

自分を犠牲にしてでも

家族を守ろうとしている。

 

わたしが不調になれば

わずかに蓄えたエネルギーを使いきってでも

支えようとしている。

 

今ならわかるのに、

それが当時はわからなかった。

わかっていてもわからないふりをしていた。

 

体を張ってでも

家族の暮らしを守ろうとしている夫よりも

 

 

 

「経済の安定」を

優先することしかできなかった。

 

 

 

なんでこんなにお金のことが

不安なんだろう?

 

なんで大丈夫なのに

「こわい」と思うのだろう。

 

 

 

それはなぜ?

 

 

今でもよくわからない。

 

夫が元気で生き生きしてくれていればいいと

思えなかった。

 

なんでなんだろうなあ。

 

 

理由は今もまだわからないのだけれど

でも

今わたしがいちばん欲しいものは

 

お金じゃない。

 

お金より

家族みんなが生き生き暮らせる現実がほしくなっている。

 

 

ほしかったものを

順番に手に入れてきて

 

 

 

今、一番欲しいものは

家族が生き生き暮らせることーだと気づいている。

 

https://ameblo.jp/kirarelapoem/entry-12698255555.html

 

 

今まで欲しいものは手に入れてきたように

これも手に入れられるだろうか?

 

 

お金は稼げる。

お金のことはあとから考えても十分間に合うーと

思える。

https://ameblo.jp/kirarelapoem/entry-12698299477.html