1年前と今 わたしの気持ちの変化 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

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結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

 『1年前と今。夫の気持ちの変化(妻からみて)』1年前、こんなことを記録していたことも こんな風に思ったこともすっかりわすれていた。 ブログをみてびっくりした。 『一緒にツレうつをみた』昨日は夫にも ツレが…リンクameblo.jp

 

 

 

 

こちらの続きです

 

朝、在宅勤務の準備をしていた夫に何気なく聴いてみた。

 

「最近、楽しい?」と。

 

夫は楽しいとはこたえなくて、

ことばを濁した。

 

「しあわせやで」とは言うけど

楽しいとは言わない。

 

 

在宅勤務の日は気楽で元気だった1年前。

 
在宅勤務の日もしんどそうな今、
 
状況はかわっていて
もう限界なんだなって思った。
 
わたしの中でも
少し腹が決まってきている感覚がある。。。
 
 
この収入源がなくなることよりも
夫に元気がないのがいや。

 

今まではこんな風に思えなかった。

お金が入ってこなくなることがこわかった。

貧乏になることがこわかった。

みじめな思いをしたくなかった。

 

思いやりのない冷酷な人間だとおもうけれど、

これまでのわたしは思えなかったんだ。

 

 

でも、

この1年いろんな経験をして、

いろいろ考えて

 

(根拠はないんだけど)

 

「大丈夫」って思えるようになってきていた。

 

 

わたしも

稼げる。

 

今の夫ほど稼げるかはわからないけれど、

でも

大丈夫だって思えてきた。

 

 

豪華な食事をしなくても

羽釜でご飯を炊き、いただく贅沢、

 

豪華な宿に泊まらずとも

せまいなーと言いながら家族で車中泊するたのしみ

 

日常の中でお金を使わずに

味わえるよろこびや楽しみがあることを

わたしは知っている。

 

もちろん

お金はあればいい。

お金がある方が選択肢も増えるから。

 

 

お金がなくていいとは思わない。

 

だけど

お金があるだけでは不安はなくならない。

お金があるだけでは心配はなくならない。

 

ほしいのは

お金じゃなく

 

「家族が生き生きしていること」

 

そのためにお金がほしいだけだ。

 

 

そして、

「今の経済基盤を失うと、困窮する」と

思い込んでいることは

 

自分たちのことみくびっているなと思った。

 

失礼だと思った。

 

 

わたしたち夫婦は

そんなに弱いの?

 

わたしは今後も稼げないままなの?

 

未来の自分のこと信じていないから、

変化を恐れているんじゃないか?

 

 

どんな状況になっても

しあわせを

感じながら生きる力はあるはずだ。

 

どんな状況でも

ゆたかに生きる力があるはずだ。

 

 

自分たちの力を信じれば

 

 

どんな選択だって

幸せにしかならない選択ができるはずだ。

 

 

1年前にはそこまでは思えなかった。

 

でも

 

今わたしがほしいのは

 

「家族が生き生きしている」という現実。

 

それを得るためには

失うものがあったり、

転換を余儀なくされることがあるかもしれない。

 

それでも

いいから・・・

 

思っている自分がいる。

 

 

明日にはまたそうは思っていない可能性はあるけれど。

 

 

 

力強いものが自分の中に感じられたから、

夫にはなしてみたんだ。

 

つづく

 

 

https://ameblo.jp/kirarelapoem/entry-12699751132.html