ナイルの庭 -2ページ目

ナイルの庭

子供が巣立ち、空の巣症候群状態を経て
やりたいことリストを作り
少しずつ人生第2部が動き出しました。

百名山は筑波山で足踏み状態

次は四国の剣山かなぁと漠然と思っている

 

最近、しま山100選というのがあるのを知った

宮之浦岳、弥山も入っていたが天草にもあった

 

しま山100選である烏峠は天草の御所浦という島にある

 

前に天草リアルバッジイベントの時にマークしていた山だ

天草は低山のため、夏は避けたほうが良い

 

行くなら今だとお仲間に打診

 

夜明け前に集合して遠足気分で船で島に渡った

嵐港に寄港する便 7時45分発だ

帰りは御所浦港から棚田港へ戻るコースにした

潮の匂いがして船が見えると
がぜんテンションが上がってきた
 
ごろ寝スペースで登山靴を脱ぎくつろぎモード
ウキウキが止まらなくなってはしゃぐメンバー
 
思ったよりも目的の嵐港に着くのが早くて

急いでバタバタと靴を履くが、アナウンスもないため

「え、もう嵐港?」

船長さん「ここであってますか?ほんとにここですか?」

と心配される

 

初めての場所にオロオロ

靴紐を閉めながら「まだ揺れてる気がする~~~」と言ったら

そこはまだ海に浮かんだ港のスペースで

「いやそこはほんとに揺れとるってば」と突っ込まれた

 

案内の通りに進み、島だし1本道だろうとのんきに歩いていたら

とっくに取りつきを過ぎていた

本線と思っていた道の向こうに、見えない細い通りがあり

病院で見えずに見落としてしまっていたのだ

 

アンモナイトロードコース

取りつきを見つけ、ほっとひといき

 

割と急登をしばらく上がる

「え、これどこまでずっと急なのよ」

低山と思って舐めていたら、案外きつかった

 

前日のバレエでこってりしぼられた脚が限界に。。。

 

あのトンガリを越えてきた

 

 

頑張った先に現れるこの景色に心が洗われる

天草のこの景色をあまり教えたくない気持ちになる

ここだけはオーバーツーリストの波が来ませんように🙏

 

チェーンソーアート① ビーナス

②はフクロウ

③はタツノオトシゴ

④鷹

 

 

烏峠 442m 登頂

 

 

いつみても天草の島々と海は美しい

 

記念撮影

 

 

山頂には🅟や🚻、東屋もあり

綺麗に整備されている

 

軽くおにぎりなどを食べて下山する

 

御所浦町は恐竜博物館にも力を入れていて

御船町に並ぶ恐竜の化石スポットでもある

 

 

下山後 Mちゃんは高レビューのお寿司屋さんに偵察へ

 

中に入ると結構な数の芸能人の色紙があった👀!

 

 

 

下山中、心の中で

「今 おビール飲んだら美味いだろうなぁ」

と思っていたことが現実に😋

これが引き寄せの法則か

 

image

新鮮なネタを味わい大満足♪

 

チンピラ風に「にゃあー」と餌をねだるネコが出待ちしてた

 

 

島の住民は皆さん温かく

ほぼ全員が半生を語って来る

話し込んでたら船が来たので

メンバーで普通に乗ろうとしていたら

「それ違うよ、本渡港に行く船だよ」と止められた

青くなりつつ戻り、無事に棚田港へ帰る

 

image

「裕次郎風に撮ってね」とリクエスト

 

image

並ぶ裕次郎

 

 

 

しま山100選 3/100 
 
島旅気分の山行、楽しかった!
ありがとうございました😀

 

義父の急逝でバタバタと1ヶ月ほどが経過した

 

喪主である夫の挨拶は

マイクを前にこみ上げる涙をどうにもできず

数分の沈黙で始まった

 

打合せの時に「ご夫婦でご挨拶に立たれますか?」の問いに

「いえ私は結構です、喪主一人で」と答えた

その意味がその時にわかったのだ

 

平気そうに見えていた彼は子供のように泣いていた

 

あぁ、私も一緒にマイクの前に立つべきだった

そう後悔した

 

だがまた、今まで私一人が矢面に立ちワンオペで来た

嫁にすべてを丸投げしてきた彼の脆さでもあるのだ

一人で乗り越えなければ強くなれないことがある

そうも思った

 

 

あれから毎日、無人となった実家に行き

お線香と焼酎をあげている

空気を入れ替え掃除をし、ホコリだらけの仏壇を磨き

溜まったお位牌を過去帳に移行する段取りやらを調べたりと

日々なにやらと追われて過ごしている

 

いつもニコニコして朗らかな父は

常に人に囲まれていた

女性にモテて最後までガールフレンドたちに献身的に尽くされ

心から惜しまれてあの世に帰って行った

きっと幸せな人生だったに違いない

 

 

 

山の仲間に誘われて

春の訪れを知らせる福寿草を見に行った

登山口までが遠い九州脊梁は

暗いうちに家を出て山道をクネクネ進んだ秘境にある

平家の落人の里であるようにとても山深い

 

9時スタートの岩宇土登山口は

すでに原生の山を感じるように

はっきりとしたコースではない

誰かがたどった踏み跡を

無理やり登る雰囲気だ

 

こんな取り付きに

女二人はヒーヒー言ってすぐに

靴の紐をキツく締め直した

まるで野生の馬にまたがるようだ

 

スタート地点で、私はなんとその時まで

違う地図の優しい山を見ており

勘違いして連れられて来た

 

驚愕の事実に軽くショックを受けて

着いていけるのかと心配ななか歩き始める

3キロで標高差800程度を上がる

ということは、ほぼずっと急登だとわかる

 

こんな急登が延々と続く

 

ひょいひょいと素早い隊長は

あっという間に姿が消え

 

余裕のようだ

 

 

尾根を過ぎると暗い樹林帯に入った

すべる黒土の数十センチしかない斜面を

たまに滑りそうになると心臓が止まるくらいヒヤッとする

隊長が言う

「右側落ちたらもう川まで転がるんで、その時は助けられません

 降りるまで待つか自分で下山してください」

右側は石がゴロゴロの急斜面が、遮るものもなく川まで続く

写真を撮る気も余裕もなく

足場の悪い崖っぷちの斜面を

生きた心地がしないまま罰ゲームかのように歩いていた

 

ふいに足元左の斜面に黄色が目に入った

前を行く隊長も下しか見ていなくて気付いてない

 

福寿草があるよ!

えっ?!どこどこ、ホントだぁー!

歓声があがる

 

お通夜のようなムードが一変して

パーっと明るくなる

 

神経を使う道のりの先に

ご褒美が待っていた

 

高嶺の花というように

岩場の斜面に人知れず咲いている

なんと可憐なのだろうか

 

ベルベットの花びらが美しく

微笑むようにゆれている

 

 

 

花に気を取られて滑って転びながら

しばし撮影タイムでホッとひと息ついたら

 

また急登を登っていく

天狗岳のようながれ場の斜面を上がると

 

 

久連子(くれこ)岳に到着

ココまでとてもキツかった

初めてのピークに笑顔になる

 

 

ここは足場が狭く切り立つとんがりで

360度の景色が素晴らしい

立つのが怖いので座って撮影だ

今日は登頂が格別に嬉しい

 

 

そして尾根続きの岩宇土山へ向かう

がれ場の急登を見て覚悟を決め歩く

 

鞍部の向こうがピークだろうか

あんなとこまでまた行くの?と言いつつ

励まし合う

 

まるで世界の果てまで行ってQの映像だ

 

しかし動く石だらけの急登は

容赦なく体力を奪われる

ストックを握る腕が次の日に

パンパンになるくらい全身で登った

こんな僻地にいる私たち

 

下界の垢が全て取り除かれる気分になる

自然と一体に、自分もまた

自然の一部だとわかる瞬間だ

 

さぁもう一踏ん張り!

 

岩宇土山到着!

 

ヘトヘトになりすぐに昼食をとる

その後は白崩平岳の福寿草群生地などを見て降りていく

 

緩やかだと思っていた下山は、これまた黒土のツルツルで急登だった

もはや足は言うことを聞かないくらいガクガクになった

 

途中、渡渉が2度ある

梯子があるが左のほうから上がることが出来た

 

 

最後は堤防が土砂で流され、こんな怖いところを歩く

遊んでいるわけではなく

ここがコースになっている

自分の身長ほどの高さを、言うことを聞かなくなった足で

震えながら歩いた

 

最後まで緊張感のある山行だったこの日

生きて下山出来た喜びをヒシヒシと感じた登山だった

 

いやぁここは素人が歩く山ではないねと

登山4年目の私が言う

 

この夜、落ちる夢でうなされたのは言うまでもない

 

 

 

先週、夫の父が亡くなり

その前からの病院からの夜や早朝の呼び出し

東京から娘が急遽帰省したりと

目まぐるしい日々を送っていた

 

ひと段落した日曜日

予定していた山登りを心配した山仲間に

山を歩きたい気分だから行くと言い

くじゅうを歩いた

 

そして次の日の朝

Appleからの知らない請求

ブレイド&ソウルの課金アイテム11000円×2

「なにこれ」

 

そう、山で頻繁に写真を撮るため煩わしくなって

スマホのロックをかけていなかった

それが多分原因だろう

アカウントを確認すると

知らない番号が信用できる番号として追加されていて

iphoneも知らないiphone12が追加されていた

 

恐怖だ

もちろん即座に削除してパスワードも変えた

今まで2ファクトの番号もそっちの電話番号に行ってたのだろう

 

請求書を見たら、山にいた日の購入だった

そしてiphone6からの購入という明らかに私ではない人の仕業だ

他にも自分が買った覚えのない無料アプリや通話録音アプリなどが

昨年の末くらいから何度か購入されていた

 

メールのログも確認すると

当日に”今までにないデバイスからのアクセスがありました”と

Appleからの通知が来ていた

その時にはもう購入されていたのだろう

 

 

その辺りのことを細かく書いて

Appleに返金するべく問い合わせるも

現在で2度”返金の対象ではない”との返事

ネットで支払うということはこういうことだ

相手にすらしてもらえない

 

引き下がらず何度も返金要請をするが

もうAppleIDからの買い物はしない

支払い方法のページで決済の手段をすべて削除した

 

面倒でもロックや他のセキュリティー方法をとるべきだと

本当に反省して勉強になった事件だった

ロック、顔認証その他しっかりと自分のスマホは守りましょう