鮎の瀬大橋
熊本にある山都町の山奥には
平家の隠れ里があった名残りがある
前に天主山に登った時に知った”内大臣”というワード
小松内大臣こと平重盛を表すものである
地名や林道そしてアーチ型の橋や川など
いたるところに内大臣が付いている
内大臣林道の先には重盛を祀った小松神社もあった
”小松殿とは、平清盛の嫡男重盛公のこと。
重盛公は六波羅小松第に居を構えていたことから
小松殿ないし小松内大臣と呼ばれていました。
源氏に追われた平家一党が、またその家来たちが
この山深い九州脊梁に落ち延びいつしか暮らしはじめたとき、
その尊敬する一族の武将を祀ったものでしょう”
父親の清盛と違い家来や人々から大変慕われていたことが
その地の名前によって推察できる
土地の名前は昔のまま残してほしいものだ
そんな山都の山奥に、幻の滝があることを知り
水位が低くなった日
緑川の上流を歩く機会に恵まれた
川遊びはするが沢歩きや沢登りはしたことがない
前回に来た時は濁流と水位の高さで断念したが
今回は季節的に最後のチャンスだろうと思い期待して臨んだ
🅟からしばらく歩き入渓
前回の濁流からすると別の川?というくらい景色が違っていた
そしてこわごわと足をつけて歩く
思ったよりも冷たくなく、これなら寒さも大丈夫だろうと
少し安心する
車では来れない清い渓流のせせらぎに癒される✨
イオンでいっぱいの自然に体が軽くなった気がした
今回沢歩きということで、水陸両用のHOKAサンダルを買った
これが大失敗で小石が入って痛いし
岩の上は滑って仕方がない
素直にモンベルの沢シューズを買うべきだったと反省
渡りやすそうな箇所があまりなく
渡渉には大変手こずった
私たちが行った日は津留観測所の水位は0.96だった
目安としては1mを切ればなんとか行けるとの情報だった
しかしもっと少ないほうが良いと思う
水流が結構強めで、膝下位でも持っていかれそうになった
この辺りで急に空気が変わった
シンとしているというか別の空間に入ったというか
柱状節理の大岩
美しい芸術だ
鳥原(とるばる)の滝
何十メートルも上のほうから、上品に落ちてくるさまが美しい
すごい音がしてきた、滝はもう近そうだ
ずっと見たかったという思いが止まらなくなって走り出した
「うわあああああ!!」
壮大な景色がそこにはあった
人との対比でどれだけ大きいかがわかる越早滝
轟音を響かせ凄まじい勢いで落ちていく水量の水
滝つぼの位置でこれほどのものを見るのは初めて
Y字バランスでポーズ
滝と真正面で対面する
「おぉ、よう来たな ゆっくりしていけ」
と大きな存在が言う
かなわぬ圧倒的な自然を前に
自分もまた自然の一部だとわかる瞬間だ
休憩中に光芒が差してきた
なんて神々しい空間なのだろう
片道3.5時間歩いてやっとたどり着いた滝は
心が震えるほどの感動を与えてくれた