3日間の退屈な学級閉鎖期間を経て、昨日19日(金)に登校していった長男あきら。1年3組の子供たちは元気になって登校してきたのでしょうか。
帰宅したあきらに聞いてみました。
「今日は12人休んでたわ」
わー?!
増えてる!
3日間も休んでたのに病人がモリモリ増えてますよ先生!!
あきらのクラスは26人なので、ほぼ半分が休んでいることになります。
インフルエンザと風邪の感染力恐るべし…!!
そんな中、風邪もひかず元気にしているあきらの体よ、頑張っているな!
とか思っていたら、今日、兄弟揃って熱を出しました…。
8度に満たない熱だったので、インフルエンザではなさそうだという診断で帰って来ました。
本人達もさほどしんどくないのか、ビデオを見たりジグソーパズルをしたりして一日を過ごしていたのですが…夕方二人とも熱が上がっていました。
激しく自業自得です。
そういえば、昨日は2学期最後の給食の日でした。
最終日のメニューはなんだったのでしょうか。
牛乳
ひじきごはん
いも子汁
いかの甘辛煮
いかの甘辛煮キター!
いかの甘辛煮は、給食のおかずの中でもあきらの好きなおかずの上位にランクインしているようです。
なぜなら、例の「あのねノート」に2度もその名が登場するからです。そして家での話題にも登場したことがあるからです。相当好きだなこれは。
それにしても、給食の献立表をざっと見ると、毎日それは美味しそうな献立です。(給食献立表を見るのが大好きなお母さんとは私のことです)
先月、学校で給食の試食会・勉強会があり、楽しそうなので参加してきました。この市では、各学校に栄養士さんがおられるそうで(それすら知りませんでした)、栄養士さんから、市の学校給食について、スライドを交えてのわかりやすい話がありました。子供たちがどれほど安全でバランスのとれた素晴らしい給食を食べているかということがよくわかり勉強になりましたし、有り難いなぁと感じました。なぜなら家ではロクな物を食べていませんからね…。
私は地元を離れていないので、私も小学校時代はこの市の給食を食べました。当時は大半がパンで、月に数回米飯の日があるくらいでしたが、今は米飯が概ね週3回出ています。ありがたいことです。
この市の給食のこだわりポイントはおおまかに以下の通りでした。
①できる限り手作りを目指す(手作りすることによって不必要な食品添加物を省く)
たとえば、シチューのルーは、小麦粉とバターとを30分くらい炒めて作るそうです。フライや天ぷらも1つ1つ衣をつけて揚げるそうです。ふりかけや、季節の果物を使ったジャムや、小豆を煮込んだ餡や、カスタードクリームまで手作りだそうです。地元特産の糸寒天を使ったデザートもよく出るメニューです。
②化学調味料は使用せず、薄味で調味
昆布、削り節、煮干、鶏手羽元、野菜などを2時間ほど煮込んで各種汁物や煮物などのだしを作るそうです。我が家では、味噌汁や煮物ではついつい和風だしを使ったり、中華スープやチャーハンにはウェイパー(全国の皆さんはこれをご存知でしょうか)を使ったり、洋風煮込みの時やコンソメスープにはブイヨンを使ったりと、面倒だからとつい化学調味料を使ってしまっています。ええ。和風だしはなるべく使わないようにしているものの、ウェイパーやブイヨンなんて当たり前のように使っています。すみません←誰に謝る
③不必要な食品添加物は使わない
ハム・ベーコン、アイスクリームなどは不必要な添加物をしようしていない給食用の食品を使用。ハンバーグやがんもどきなども、市で配合を指定したものを業者に作ってもらうそうです。
④季節の味を大切に、豊富な食材を使用
国産のものを優先に使用しているそうです。一部の特殊なもの(きくらげ、とかそういうものだった気がします)を覗いては国産だというお話でした。
⑤噛みごたえのある食品を使用
野菜の場合はある程度大きく切って噛みごたえを持たせるそうです。
⑥和風の煮物を多く、また、郷土料理なども取り入れる
確かに、煮物が多いなと感じています。あきらの好きな「いかの甘辛煮」も美味しいのだろうな~と思います。郷土料理では、ぼたん汁(兵庫県)、のっぺい(奈良県)、はりはり大根(岡山県)や、海外の料理も登場していました。
⑦飲み物は牛乳200cc
たまにりんごやみかんの果汁が出ることもあります。勿論100%ストレート果汁です。学級閉鎖のためにあきらが飲み逃して「ちっ…」と呟いていた「みかんかじゅう」がそれです。
⑧主食は米飯・パン
主に白飯ですが、麦入り・発芽玄米入りなどのごはんや、色々な炊き込みご飯もあります。パンは、コッペパン、食パン、ロールパン、黒糖パン、アップルパン、ぶどうパン、パインパン、ナン、ホブサ、チャバッタなどがあるそうです。ホブサって何?チャバッタって何ーっ?!
⑨主食の添加物
米飯にはのり、梅干、ゆかり、ごま塩、手作りふりかけなど。このふりかけがまた種類豊富で、さけ・かつお・ひじき・ツナそぼろ・中華ふりかけ・しらす・たらこなどのふりかけがあるそうです。パンには、バター、チョコクリーム、手作りジャム、あん、カスタードクリームなどがつくそうです。
⑩地産地消の取り組み
いちじく・くり・小松菜・レモンなどはこの市で取れたものを、隣の市からは糸寒天、また、お米もこの市及びお隣の市で作られたものを使っているそうです。
以上、いただいた資料に書かれてあることをかいつまんで紹介してみました。これだけみても、こだわって・考えて作られている給食だということがよくわかります。
そして衛生管理については言うまでもなく厳重に実施されているそうです。
驚いたのは、子供たちが食べる30分前に校長先生による検食が行われているということです。これにはびっくりしました。
あ!
今思い出しましたが、私が小学6年の冬に、学校給食で食中毒出ました…。ある日の給食に出たスパゲティを、「あれ?これってこんな味やったっけ…?」と思いながら食べました。その翌日、登校してみたら、クラスの半数くらいが休んでいました。どうやら食中毒だそうです。普通に登校した私は元気にその日を過ごし、食中毒で休んだ友達のお見舞いまで行きました。が、その夜…。
食中毒症状キター!
私にも症状が出ました。人より1日遅れで出ました。どうなってんでしょうかね私の体。皆は翌日には元気になって登校していたのに、私は休んでいました。頭の中ではずっと「あのスパゲティのせいや…あのスパゲッティのせいや…」と思いながら寝ていました。
ですが後日、食中毒の原因は「大豆サラダ」だったということが判明しました。
ではあの日のあのスパゲッティの味付けはあれが正しかったということですか?!
教えて栄養士さん!
以上、給食に対する思いを色々語ってみました。
あきらに負けず劣らず、給食に執着のある私でした。