涙の卒園式 | 毎日がキラピカ

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育児育児で自分の時間は激減。それでも「自分が一番大事」という姿勢は崩さず、趣味の吹奏楽だけは意地で続ける。そんな私が気まぐれな頻度で書きます。

いつもお騒がせな長男あきら。
あっという間の2年間の幼稚園生活を終えて、今日、無事に卒園しました。

でした。


思えば2年前の入園式。(あの日もでした)

式の最中、私はビデオを撮っていました。

園児席の後方に保護者席があるので、ビデオに収まるのは子供達の後頭部のみ。
それが普通です。
それが普通なんです。

しかし、ビデオカメラに写っていたはずの息子はくるりと後ろを向き私を探し、私の姿を発見するや急に立ち上がり、こちらへ歩いて来るではありませんか。
なぜ?!
式の最中になぜ?!
先生方は「トイレ?」などと息子に聞いて下さるのですが、それらをスルーしてスタスタと私の所へ歩いて来たと思いきや一言。


「ぼくにビデオ撮らせて」




ぎゃー!!


なに?
この子、一体なに?
どこのお子さん?
この子、一体どこのお子さん?!

親の顔が見たいよ!

私だよ!!


と、まぁ衝撃の入園式を皮切りに、波乱の幼稚園生活がスタートしました。

あれから2年間。
それはもう本当に、いろいろな事がありました。
いろいろな事をやらかしてくれました。
この子は社会に適応できないんじゃないか、とか、この子は友達にからかわれたりいじめられたりするような子になりはしないだろうか、とか、そういう事を真剣に悩んだこともありました。
でも本人は、色々な事をやらかして日々私に叱られつつも、毎日毎日それは楽しそうに幼稚園に通いました。


そんなあきらの、今日の卒園式で立派に保育証書を受け取り、大きな声で歌を歌い、しっかりとセリフを言っている姿を見ていると、もう胸がいっぱいになりました。涙も鼻水もダラダラでした。この幼稚園に来てよかったと心底思いました。


勝訴

勝訴

ではなく、いただいた保育証書を皆に見せてから舞台を降ります。


ビデオを撮り写真を撮り涙とハナミズを拭き…と非常に忙しかったですが、暖かくて感動的で、とても素敵な卒園式でした。


卒園式の後、ぱんだ組の教室に戻り、改めて保育証書と記念品を担任の先生から受け取りました。

教室にて1   教室にて2

嬉しそうなあきらくんと、隣のお友達に花を直してもらうあきらくん。
あきらくんはいつもしっかり者の女子にお世話になっていたようです。


そしてぱんだ組の教室を後にしました。

みんなの後姿を、「11ぴきのねこ」の1匹が見送っていました。

ぱんだ組のねこ  

ちなみに、このぬいぐるみは私も持っています。

ぱんだ組が生活発表会で「11ぴきのねこ」を演じると聞き、我が家にあるこのぬいぐるみを幼稚園に持って行って先生にお見せしたところ、真剣に羨ましがられ(?)ました。どうやら羨ましさに勝てなかった先生は、遂に購入されたようです(多分)


色々書きたいことはあるのですが、今日はこのあたりで終わります。

最後に、2年間毎日あきらと一緒に幼稚園に通ったリュックをパチリ!

2年間お疲れ!

あきらは物の扱いがわりと丁寧なので、このリュックもまだまだきれいです。

だからそのまま来年ひかるに持たせるつもりです。(←どケチだから)

ムシたち

甲虫好きのあきらのために、入園時に私が作ったカブト&クワガタのキーホルダーです。

当時はお友達にも大好評でした。

でも今はもうムシキングは流行ってませんね。

今でもムシキングが大好きなのはきっとうちの子くらいでしょうね。

入学に備えて色々揃えているのはよいのですが、あきらリクエストのムシキングの筆箱なんてもう売ってませんからー!



とにもかくにも、あきらくん卒園おめでとう。

先生方には大変お世話になり、本当に感謝しています。いつも暖かく、気長にあきらに付き合って下さいました。あきら同様、私も毎日幼稚園に行くのがとても楽しかったので、自分まで卒園するような寂しい気持ちでいっぱいです。



明日からは幼稚園の思い出などをぽつぽつと書いてみたいと思っています。