あきらの卒園も近くなり、お弁当を持っていく日も残すところあと数回になりました。
大変だったけどあと数回と思うと寂しいものです。
折角なので、残る数回は、あきらが喜ぶようなお弁当を作ろう!と思い、どんなお弁当を作るか考えました。
そして閃きました。
その名も パズルパン弁当 です。
パズルパン。
私が作った言葉です。
私が作った弁当と同時にこの言葉が生まれました。
一体どういうものかというと、まぁ簡単なのですが、食パンをハサミで切ってパズルのピースにする。というものです。
簡単です。
そして簡単に切る事ができて、あきらが喜ぶ図案といえば、カブトムシ。
これ以外にありません。
頭の部分/左の羽/右の羽/角
この4つのピースを食パンから切り出して、ラップにそっと包んで出来上がり。
あきらは食べる前に組み立てて楽しむ。ただそれだけのことです。ええ。
ちなみに、お弁当が「生の食パンだけ」というのは有り得ないので(笑)、勿論おかずもつけました。
カブトムシパズルを楽しんだ後に、パンに付けるための「つぶしゆで卵マヨネーズ和え」も別容器に入れて持たせました。あとはウィンナーやらハンバーグやらのいつものおかずです。
そして忘れちゃならない(?)手紙です。
「あきらくんへ
このおべんとうは、パズルパンべんとうです。
パズルをたのしんだあと、たまごをつけて食べて下さい。」
とかいう手紙も添えておきました。
指令文みたいでかっこいい!(←そうか?)
この日はちょっと特殊なおべんとうという事で、朝、ぱんだ組の先生に一応「パズルパン弁当」のネタを明かしておき、あきらが例えば卵をうまく塗れないとかで困ったりしていた時のために、フォローをお願いしておきました。
そしてお迎えの時…
先生から、「パズルパン弁当を目にした時のあきら」の反応についてご報告頂きました。
あきらはパズルを組み立てる前に、こう言い放ったそうです。
「どうせカブトムシやろ」
母、読まれてます。
完全に読まれてます。
別にいいですけどね…。
さて。
パズルパン弁当はさして喜んでもらえなかったようで、ちょっと不本意な私は、あきらに、「残る数回、どんなお弁当を食べたい?」と訊ねてみました。
するとあきらはこう答えました。
「たまごやきは枝豆とカニカマが入ったやつがいい
たまごやきのほかは、ウインナーがいい
おにぎりは、しおこんぶおにぎりがいい」
それって、いつものお弁当(しかも超スタンダードコース)なんですがーっ!!
本当にそれでいいんですかーっ?!
とてもラクで嬉しいですが。
私の卵焼きにはたいてい枝豆&カニカマが入ります。(もしくはネギ&塩昆布)
ウィンナーは必ず冷蔵庫に買い置きがあります。
おにぎりは塩昆布のおにぎりが一番好きなようです。
じゃ、卒園までいつも通りのお弁当で。
そういうことで。
(おまけ)
「お母さん、今日お弁当に入ってた、ハンバーグみたいなやつ
すごい美味しかった!!」
と、また言われましたが、それ冷凍食品ですから。
(おまけ2)
あきらのお友達のMちゃんは、家に帰って、お母さんに
「今日、あっくんのおべんとうがパズルやってん!!」と
とても羨ましそうに語ったそうです。