今週、あきらの幼稚園では、「ひなまつりのお茶会」という雅なイベントが開催されました。
お遊戯室には豪華な七段の雛人形が飾られ、それを愛でつつお抹茶とお菓子をいただくというイベントです。
この雅なイベントの日は、先生方全員が着物を着て来られるという徹底した雅ぶりです。
あきらが在籍するぱんだ組の担任の先生は男性で、着物ではなくスーツ姿での参戦(?)でした。
普段見慣れない、先生方の着物姿やスーツ姿にテンションの上がる子供達。
とある女の子が、ぱんだ組の先生のスーツ姿を見て、こう言ったそうです。
「せんせい、しゃかいじんみたい」
しゃかいじん。
社会人。
きっと彼女の頭の中では、仕事に行くお父さんのスーツ姿と重なったのでしょうけど。
きっと彼女は「ビジネスマン」とか「サラリーマン」とかそういう意味で言ったのでしょうけど。
ちょっとおもしろいです。
先生、ようやく社会人と認めてもらえてよかったですね!!
今までの教員人生は、一体なんだったんでしょうね…。
そして「しゃかいじん」という、聞き覚えのあるようなないような言葉を子供達はとても気に入ったようで、午後に幼稚園にお迎えに行った時には、ぱんだ組(だけでなく隣の組も?)の中で「しゃかいじん」が大ブームになっており、皆が先生のことを「しゃかいじーん!」と呼んでいました。
ブランコに乗りながら「おーい! しゃかいじーん!」と先生を呼び、
ジャングルジムの上から「おーい! しゃかいじーん!」と先生に手を振る。
社会人バンザイ!
雅なイベントといえば、今週は、「こま回し大会」も開催されました。なんとも雅な幼稚園です。
昨年同様2月26日開催で、その日はうちのお父さんの誕生日でした(どうでもいい情報)。
昨年のこま回し大会には、シャア専用こまで勝負に出たあきらでしたが、優勝どころか入賞すらならず。家ではかなり気合の入った練習っぷりだったのにと残念な我が家でした。
(シャア専用こまで勝負に出た昨年の大会については→こちら「坊やだからさ」 参照)
ちなみに年長の今年は、こまも紐ごまに格上げです。
あきらは、何事も上手く行かないと悔しさと苛立ちで怒り泣き出すという厄介な性質を持っており、家で練習をしていても上手く回せなかった時はぎーぎーと怒り泣きをするので、ぶっちゃけ面倒でした。←ぶっちゃけすぎ
でも泣いていても誰も相手にしてくれないという事を悟ったようで、大会も近くなると家の廊下で1人静かに練習を重ねていました。結構上手に回せるようになっていたようです。←家の中なのに孤独すぎ
ちなみに、上手く回せない子供達を尻目に、先生方は「手乗せ」や「つばめ返し」などという大技を子供たちに披露するという大人げのなさ(笑)
そして迎えた当日。
1回目
実況を担当する先生(ぱんだ組のしゃかいじん先生)のマイクのコードに触れてしまい、無念。
2回目
友達の足に当たってしまい、無念。
かいつまんで言うとそういうことです。
つまり2回ともダメだったというわけです。
先生がおっしゃるには、こまは回ってはいたが規定の枠内に入っていなかったという事なので、その時点で既に失格だと思うのですが、あきらは「失格じゃない」と言うのでよくわからず、私が何度も聞き返したため遂にあきらが怒り出す始末。
ま、結局ダメだったということは変わらない事実です。
あきらは、運のない子だと思います。
入試の日に限って大雪で列車が動かなかったり、高熱を出したりしそうです。
「運も実力のうち」とも言いますが。
ちなみに今日私は、松田翔太さんとデートの約束をするという素敵な夢をみました。
そんな私は運が良いおばちゃんだと思います。
でも、デートの約束をしただけで終ってしまい、肝心のお出かけシーンは見られませんでした。
運が良いとは言い切れないおばちゃんに訂正。