あっという間の13年
元日の能登半島地震
支援や復旧について・・・
東日本大震災を経験したから学んだことを活かしてほしい
13年たったから話せることがあると思う
看護師として働いていた高齢者施設
震災当時中学生だったスタッフさんがとつぜん泣き出した
話をじっくり聞いてみる
「みかわさんの顔を見たら急に震災の時の我慢していた気持ちが・・」
後は嗚咽で話ができない
管理者に状況を説明
「じっくり話を聞いてあげて・・・」
嗚咽から少しづつ話し始めた
「あの時、家が津波にあったわけじゃないけど・・
家族が犠牲になったわけじゃないけど・・
変わり果てた街を見てしんどかった
だけど・・・
『あんたんとこは家が大丈夫じゃん』
『あんたんとこは誰も死んでないじゃん』
そういわれると何も言えなくなった
だから、ずっと言っちゃいけないと思って蓋をしていた
地元を離れたから・・・
だけど、みかわさんと仲良くなって
いろいろ相談にのってもらっていたからかな~
急に、思い出しちゃって・・・
でも、すっごくすっきりした
私だってしんどかったんだぞ~!!
悲しかったんだぞ~!!
そういう彼女は数年後に地元に帰った
「今度は我慢せずに『私だってしんどかった』って言えます」
まだまだ少しずつです。
ちまちまゆるゆるです。
静かに過ごします。
14時46分 黙とう。
• NHK「震災と未来」より
•証言集:自閉症の息子とともに
本日2本目