私2015年から本の感想書いてなかった、

読んでたのに感想書くの面倒だった

備忘録の為にも少しでも書いておかないと

 

「紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官(6)」

川瀬七緒 著

 

古い一軒家ですさまじい量の血の痕と、

切断された左手の小指3本だけが発見された。

殺人とも断定できずにいる中、法医昆虫学者の

赤堀は新たな組織で事件に挑むことに。

 

感想書いてた「水底の棘」以降二作出てて

それも読んでたけど感想書きそびれ

 

やはりこのシリーズは面白い、読みだしたら

引き込まれ一気読み

 

舞台が暑さ激しくセミ泣きまくりの夏真っ盛り

 

今はセミはもう鳴いてないけど、まだまだ暑い

なんで温度感が同じでじっとりしてしまう

 

いつも場を読まずに虫の声だけの代弁者

赤堀の心の奥にある深い闇

 

シリーズ6作目にして初めて見えた

赤堀のバックボーン

 

そして新たに赤堀の居場所になった

「捜査分析支援センター」の

首を斜めに振らない面々

 

明晰なプロファイリングを行う広瀬

鑑定技術のエキスパート波多野

 

赤堀が万能すぎたから、これからこの

二人がどう絡んでくるかが楽しみ

 

今回「草木染め」の自然染料が出てくる

 

友達がそういう事してるんで、虫が

綺麗な色を出すとかも知ってた

 

色んな食べ物に含まれる私たちの

知らない原材料

 

ワニさんじゃないけど、知ってしまったら

もう食べられなくなるものもあるかも?

 

まぁジャコウネコの糞に残ってた豆を

ありがたがって飲むコーヒー

「コピ・ルクア」もあるし

 

赤堀のご陽気キャラですいすい読めて

しまうけど、実際にはこのシリーズは

やるせない現代の闇が深い

 

書かなったけど「メビウスの守護者」の

感想は「香水 ある人殺しの物語」との

共通項を感じた

 

そして「潮騒のアニマ」を読んだ直後

「ヒアリ」騒動が起こってまるでこの本が

予言してたようで怖かった

 

そして今作でもとても重要なある趣向

 

これを好む人はありがたい事に

私の周りにはいないからいいけれど

周りにいたら迷惑だろうなぁ

 

次回作で赤堀の闇がもう少し救われて

警察との連携もよくなっていってほしいな