私は鍼灸の学校に通っていた時に、パン屋さんの工場で働いていました。
この日だけ働きたいという融通が利くのと、1日で1万円というバイト給料の少ない北海道ではかなり高額なバイトでした
夜の7時から朝の6時まで働き、その後は7時半から9時までのパチンコ店のお掃除のアルバイトをしていました。
でも、若いから学校終わったらカラオケとか行ってそれなりに遊んでも大丈夫な身体でした。
パン屋さんのバイトは土日と夏休みなどの長い休みの時だけ行っていました
そのパン屋さん、なかなかの体力勝負でした。
私は身長が153センチなのですが、パンの入ったかごに身長が届かず背伸びしてヒョイっと投げながら積み上げなければいけません。
そんな生活の中で、腰を壊しました
今でも変な姿勢を続けると腰を痛めます
変な姿勢をすると腰に負担がかかります。
人の背骨は負担がかからないようにきれいなS字にカーブしているのです
その姿勢を保たないと腰にくるので、私は常に良い姿勢じゃないとダメなんです。
そうすると、腹筋も使います!
私はライザップのafterのような腹筋を手に入れたのです
そして、そんな体を酷使しまくっていたある朝・・・
顔がパンッパンに腫れました。
朝鏡を見て「なんじゃこりゃー!!」でした。腫れと共に痒みもありました。
熱もあったので、朝のお掃除のバイトを休んで病院に行きました。
風邪でしょう・・・か・・・?医師からは
「風邪の菌が脳まで行こうとしたところで、顔に出たのかな。脳まで行ったら大変だったね。」と言われました。
学校に連絡すると、先生も鍼灸師です
「すぐに学校に来なさい。鍼してあげるから!!」
と言われ学校に行きました。
その日は専門学校の説明会の日で、未来の鍼灸師に見守られながら鍼をしてもらいました。
治療後は、少し腫れが引きとてつもない睡魔に襲われました。
「タクシー呼んでくれー。もしくはこのまま寝かせてくれ」状態でした
次の日には完全に腫れも引きました。
変に徹夜して、テンションが上がりそのまま一日を過ごすような日々だったので
免疫系が弱くなっていたのだと思います。
夜のパン屋さんのバイトは国試に向けて、3年生になる頃に辞めました。
じっとしていられない性分なので、その後はお花屋さんでバイトしてYOSAKOIにも参加しました
そんな貴重な経験をさせて頂き、鍼灸の知識はもちろんですが身体の日々の生活・食事などいろんな事に興味を持つきっかけとなりました。
10数年前のお話ですが、今も根底に苦しかった(楽しかった)学生時代があるから頑張れます!
身体の不調から健康に目覚める方、結構いらっしゃると思います。
このブログでも書いた事のある、お灸の名人深谷伊三郎先生も若い時に大病を患い、お灸で一命をとりとめた経験から鍼灸の世界に入ったと聞いた事があります。
妊娠をきっかけにお灸をするようになった方
病院では治らないと言われて鍼灸をしてみようと思った方
ピンチはチャンスです!!
身体からのサインを見逃さないで、ご自身の身体を見つめ直してあげてください
西武多摩湖線「一橋学園」駅から徒歩3分
営業日時 9時半~18時
曜日:予約が入っていない時にお休みしておりますのでいつでもご相談ください。
TEL 070-6578-7191
詳しい内容は
しらき鍼灸治療院のホームページ
ホームページに詳しい地図が乗っております。
また、ホームページからメールも送れますのでご覧ください