お弁当ばこのうた 〜あなたへのお手紙〜 | koma's room

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シンガーソングライター半﨑美子さんとの出会いで変わった人生観。同時期に人生の節目を迎えたので、"Brand New Day"と言うサブタイトルでこれまでの振り返りを主に書いてます。
東京ヤクルトスワローズ、Spitzが好きです。
数字と色がリンクする共感覚の所持者です。

お弁当箱の歌って聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?



多くの方は幼稚園や保育園などで教わった手遊びの歌かな?と思います。



私もそうでした。


と言うか私の場合は、モヤさまぷっすまが好きだったという事もあって、SNUFFObento uba kono utaを思い浮かべてました。








この曲に出会うまではね。

(画面はみんなのうたの再放送の録画をキャプチャにしたものです)




出会いは2017年4月のとある日の早朝4時とか5時とかでした。


業界が狭いのであまり詳細は書けませんが、当時はとある携帯電話関係の運用監視の仕事をしていて、シフトで働いていました。


その日は夜勤の仕事をしていて、仮眠時間以外は基本的には忙しいんだけど、たまたまその日は時間があいてふとテレビに目をやったところ、みんなのうたが始まったところだったのです。


それで、お弁当ばこのうた 〜あなたへのお手紙〜と出て来たので、「お、モヤさまのやつを誰かカバーしたのかな?」と思いながら見てると、最初の歌詞テロップが いっただっきまーす ではなくて、おかえり 今日も空っぽのお弁当ばこをありがとう だったので、「あっ、違う曲だwww🤭💦」と勝手に1人で恥ずかしくなってました(笑)

しかし、よく見てると絵がスゴく綺麗で可愛いのになぜか栄養のグラフが出て来たりのギャップにどこか目を引いたんですよね。

そして歌詞もいい!


以前にも書いたけど高校に学食がなかったために3年間、母が毎日お弁当を作って持たせてくれていたので、それを思い出しながらテロップを追いました。


あなたの好きなものばかり
入れられないのよ許してね
体のことを考えて作っているのよ


この詞に似たようなことを入学直後に母が話してたのを思い出しました。

苦手な食材が多いことも考慮してくれたのか、それを入れずにいろいろ工夫してくれていたんだと曲を聞いて感じました。

だから毎日完食出来たんです。


2時間目が終わると半分食べて、お昼休みに残りの半分を食べる生活してました。笑



因みにこの歌詞の中で一番すごいなと思ったのがココ。


食べてるところは一度も見られないけれど
想像しながら作っています


この詞の視点は経験しなければ分からないことだと思うので、最初はこの曲の歌い手さんがママさん歌手なのかな?と思っていました。


それだけの感情が画面のアニメーションと歌詞テロップだけでも伝わって来るんだからスゴイなと思い、是非リズムや歌い手さんの声も聞いてみたいなと思いました。




ん!?





これだけ熱く語ってるのに音は聞いていなかったのかって?

そもそもなぜに職場にテレビがあるのかって?


えぇ、テレビはあるんです。


携帯電話と言うとコレも立派なインフラで、事故や災害など受けると大きな影響のあるものなので、監視ルームには数台のモニターやテレビが設置されていたのです。


それで、そのうちの1台は緊急ニュースやニュース速報をすぐキャッチできるために24時間でNHK総合テレビを音量OFFで流しっぱなしにしていたのです。


その日の夜勤が終わって、帰りの電車でみんなのうたのホームページを見たところ、歌い手さんが半崎美子さんと言う女性の方だと分かりました。



これが半崎美子さんとの出会いで、半崎美子さんと言うアーティストを知った瞬間でもありました。




家に帰り、YouTubeを見ると動画が上がっていて早速見ることに初めてリズムと声にも触れました。


声を聴いた時に「あれ?この人若いな…」と気になったのでプロフィールを見てみたところ、1980年12月13日生まれの36歳で独身との事。

年齢もそこまで変わらない。
(生まれ年を見て松坂世代だと思ったと同時に、誕生日が大好きなTaylor Swiftと同じと知ってちょっと嬉しかったですw)

ママさんじゃないのか!!それであの歌詞が出来るの?!想像力が相当長けた方なんだなと驚きました。




そして、一度気に入ってしまうと凝り性のようにその曲ばかりを聴くようになる私は、お弁当ばこのうた 〜あなたへのお手紙〜 を何度も再生して聞くようになります。

因みに同じデビューアルバムに入っているもう一つの名曲である サクラ 〜卒業できなかった君へ〜 との出会いはもう少し後になります。



この時は お弁当ばこのうた 〜あなたへのお手紙〜 にハマりきっていた時期だったためです。