当たり前と思っていた事にお金が発生した時のお話 | koma's room

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シンガーソングライター半﨑美子さんとの出会いで変わった人生観。同時期に人生の節目を迎えたので、"Brand New Day"と言うサブタイトルでこれまでの振り返りを主に書いてます。
東京ヤクルトスワローズ、Spitzが好きです。
数字と色がリンクする共感覚の所持者です。


入社して1年半…
正社員登用されて1年3ヶ月…


現場は変わったりしつつも、元気に働いていました。



そんな2016年の春。




事業部の年間表彰の1つに選出していただき、金一封をいただくことになりました😳




その名も…







勤怠No.1賞










ん?😳


なんじゃそりゃ?!



しかも、きちんとお祝い用封筒に20,000円が入ってたんです。



その年間表彰。。。



技術賞や最優秀エンジニアだったり、現場のみならず会社内や部内で積極的に活動していた人達が表彰されるというモノだったのだけど、なぜか名前を連ねる事に。。。


(お金は有難くいただきつつも)この表彰の本当の意味を知らなかった私は、本当にこんな事でお金を貰ってしまって良いのかな?と思ってしまったんですね。





え?



本当に貰っていいのかと思ったなら返せばいいのに…って??!!




えぇ、まぁ多くの方はそういうと思われます。



ただ、どこか自分の当時の心境に通じる記事を書かれていたのを発見!


たかみょんさんの記事を読んでたらなんか嬉しくなってリブログしてしまいました😃


たかみょんさんの場合は、初めて写真の仕事をしてお給料をもらった日のことを書かれてるのですが、こう書かれてます。

以下、たかみょんさんのブログから2箇所抜粋
※個人名のところは変えさせていただきました。
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全力でお仕事させて頂いた

とっても楽しくお写真のお仕事ができた


お写真の仕事が終わり

○○さんから現金でお金をもらったの。


そのお金が入った封筒を手にしたら、、、、

 

拒否

 

もらえない!!!!!!っていう

感情が出てきたんですよ笑い泣き


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自分の好きなお仕事して楽しくて

それでお金を頂く喜び


だけど

現金でいただき

さらに重みというか

私ええんか????っていう

 

なんか拒否ってしまう感情


嬉しいと拒否の感情が

ブワーーーーーっと出てて


この約1週間ずっと

頂いたお金の有り難さ

○○さんからもらった愛

それを受け取れない自分の情けなさ

 

カオスの感情だった


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振り込みの場合はお金が見えないから感謝はしつつも「おっ給料日!やったー!」みたいな感覚にはなるけれど、現金しかも封筒っていうところがまた重みを感じるんですよね。


しかも自分の場合はお祝い用の封筒だったので余計にw



そもそも…私がなぜ本当にこんな事でお金を貰ってしまって良いのかな?と思ってしまったのか…


それは、稼働時間の長さを表す為の表彰だと思っていたから。



当時その日までの1年間で、前半はシフト稼働をしていて、後半は常勤の仕事をしていた。


シフトで働いていた時の現場の働き方はこんな感じ。

日勤が9:00〜19:30(休憩1時間)
夜勤が19:00〜翌9:30(休憩2時間)

残業は滅多に発生せず。


常勤になってからは9:00〜18:00だったのだけど、当時はテスターをやっていたため繁忙期になると残業は嵩んでいた状況。


その稼働時間が年間で溜まっていって1番働いてたからと言う意味かと当初は思っていた。


しかし理由を聞くとそうではなく、シフト勤務でも常勤になってからも勤怠を崩さず、仕事に穴を空けることなくやってきたと言う点にフォーカスされたモノであった。


要は無遅刻・無早退・無欠勤であること。
ましてやシフト勤務となると生活パターンも変わるため、体調を崩しやすくなったりする事もあって、確かに急遽休んで代役を立てると言うのは割とよくある話である。


確かに正社員として働きだしてからは、決められたシフトの日に体調を崩して休んだり代役を立ててもらうと言うことは一度も無かった。


常勤の時にも例え残業が嵩もうが翌日に遅刻したりなどはせずにきっちりと始業開始前に出勤していた。


社会人として当たり前と言えば当たり前な事なんだけどねw




でもこれは社会に出てから働くようになってから、当たり前のように続けてきたことでもあったんだよね。


だからそういう当たり前だけど積み重ねてきた事も評価してもらえたと言うのは嬉しかったかな。




現在はコロナ禍という事もあって、会社側も敏感になっていたり、風邪薬のCMなどでも「風邪をひいたら休みましょう」と呼びかけるようになってきた。



けど、これまでの社会ってどこか…



熱がない限りは具合悪くても出勤するのが当たり前みたいな風潮があったじゃない?笑


スポ根みたいな言い方するならば…


37.5℃を超えなきゃ熱じゃねぇぞ!」的なね(笑)



もちろん自分もそんな考え方でした。

寧ろちょっとした風邪なら汗かけば治ると思ってたし、どうせ休ませてもらえないなら周りに移してスッキリ治してしまおうなんて思ってたw
(↑コロナ禍の今にいうセリフではない…)


あ、もちろん自分だけですよ。



人様にまでその考え方を押し付けることはしませんよ!


熱が無ければ基本は出勤。



社会人1年目に交通事故をやった後も、骨が折れてないと分かった時点で仕事に戻ったっけね。
 (記事)
(帰ってから一人でいる時に恐怖が蘇るのが嫌だったので仕事して紛らわそうとしたのだけどw)



そんな感じで、仕事に必要以上に穴を空けないとか決められた勤務日にはきちんと出勤して働くというのは当たり前の域でやってきていた事でした。




だからそういう点にも目をかけてくれて、しかも金一封を貰えるまで評価してくれたという事がスゴく不思議でした。


同時にそこも評価してもらえたと分かった時に初めて、嬉しさと自身のやってきた事が間違いではなかったことを感じることができたんです。


そしてその時にいただいたお金は有難く受け取り、半分は母とのランチに、もう半分は資格取得のための受験料の足しにしました。

ITIL foundation と言う資格を取得しました。

ITILについてはこちら
(一応は国家資格らしいw)


今思うと嬉しかったし、この先も頑張ろうと思えた出来事だったので、その気持ちを忘れずにやっていかないとね!