バスプロの世界 | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

バスプロの世界はとても華やかな世界ではない。
トーナメントとひとつくくってもバスボート持ってますか?免許持ってますか?
トーナメントグッズを揃えるためのお金払えますか?
トーナメントに参加するには結構な額のお金を払わなくてはならないし、さらにそれに出続けるにはメーカーやスポンサーがいないと無理かなと。
バスボートを買うのに車1台分、さらに更新や駐艇場のかんりで数万。
例えばひとえにトップ50にい続けるためには個人でやるにはかなりの散財が伴ういということ。
お金持ちの道楽なんだな。
その為に釣具メーカーに務めている人、ブランドを立ち上げる人、本業で1000万単位の稼ぎのある人。
そういう人の道楽でバス釣りは支えられてる。俺の言ってることおかしいのかな。

俺の知ってるバス釣りは、例えば年端も行かない少年や中年がやいのやいのと楽しく釣りができる環境。メーカーの思惑や考えやそれぞれあんだろ。

でもさ、初心者をきちんと取り込まないとバス業界の未来ってないんじゃないのかな。
初心者にきちんと釣りだけじゃなく、現状を伝えて、初心者からバス釣りを愛するためにはバスを愛さないと成立しない、引いてはバスが生きられる環境作り、そういったもの。
吉田幸二さんが行き着いたところがそこなのは彼がとても純粋にバスが、バス釣りが好きなんだなってところに感銘する。
バスプロはバサーにとって憧れの存在。
芸能人やアイドルみたいなもの。
彼の話は最もで正しい。でもそれに共感させるためのものが果たしてどれだけあるのだろうか?
吉田氏の元に村川勇介、松村ひろしさんがトークショーで加わったが、吉田さんが言ったことがすべてを物語っている。

ブラックバスを守れるのはばさーしかいないんだよ。

地域のフィールドのゴミ拾い、一般の人がやったもの、もしくは聞いたことがないようなフィールドであっても1級スポットになっている。
相模川はプロが訪れるにはなかなか問題が多いととある人に聞いた。

じゃあそこは捨てるの?

やろうよ一緒に。
カレーライスもいらない。
じゃんけん大会もなくていい。
プロと車座になって何かしら話を聞けたらそれだけでありがたい。
トークショーや簡単な質疑応答、プロに聞いてみたいこと。そんなことでもいいし。


最初は少ないかもしれない。
でもそういうところから始まるんじゃないかな。
有名プロがゴミ掃除にやってくるよ!
それだけで人は集まる。
1度綺麗になった場所なら何度がやれば意識が芽生える。

プロはたしかに忙しい。
トーナメントや取材、家族サービスも必要だろう。

でもあなたがたは
ブラックバスがいないと生活成り立つんですか?
大事なのは自分のフィールドだけですか?
沢山いるでしょバスプロだって。
予定を合わせたら何かしら毎週どこかでゴミ拾いイベントできないもんかな。

僕ら在野のどシロートバサーに比べたらはるかに大きいことが出来る気がするんですが…


ちといいすぎた。
すみません。