目が覚めて10分後にアラームがなる。
雨の中でテントを片付けカッパを着込んだ。
前日かず師が朝イチ二本ばらした場所、今日も攻めてみる。
前日全く反応がなかったボルケーノグリッパーはやめ、ディーパーレンジ3/8を投入。
葦の際、チョコレート護岸、マンメイドストラクチャー、とりあえず目立つ物の際を通していく、昨日と違い生命感はない。
再奥、テーブル状に広がるシャローは30~50cmほどの水深でワンド形状、護岸から葦が生え、右回りで対岸まで先端で50mくらいだろうか。
ワンドを縦切りしながら入口から奥へ撃ち込んでいく。水温が下がっている可能性もあり反応も薄いので少し水面より下を通す。
岸際最後のライン。
着水から立ち上がり、杭と葦の間。
真ん中ほどまで来たところで
クワッ!
魚の口がいきなりディーパーレンジに襲いかかるのが見えた。
食った!
力任せに打ち抜く。
36cm。残念ながらスマホを車に忘れ、画像がない。
雨はシトシト、時折強くなり、体を冷やす。
偶然葦の中に獣道を発見し、進んでみるとなんと対岸に回り込めた。
そればかりかそこは岬になっており、反対側は川が流れていた、バックウオーター。
バックウオーターからワンドに入る入口は浅く狭く、倒木などのストラクチャーも多い、タイミングさえ合えば絶好のポイントだ。
しかしあたりに反応はない、とりあえず戻る。
付近を回るも全く反応がないので移動。
取り敢えず釣り券を買うためにボート乗り場へ。
鳥居周りから攻めていく。
かず師はライトリグ、自分はディーパーレンジ、雨パワーに期待する。
前日見えたコーナーに溜まるゴミ付近の際を通してみる。
ドンッ!!
いきなりひったくられる。
「今食うの見えたぞ!」
とかず師、ゴミのコーナーすぐ上から向こう側を狙っていたためヒットポイントは彼の目の前。
抜きあげる。
しかし、これで分かったことは雨パワーが効くということ、時間は8:06モーニングフィッシュがまだ続く。
係留されたボートの脇。
ピックアップに入ろうかと思った瞬間あたりで
ドンッ!!
でた42cm。
行ける!
向かい側、美術館の護岸を通す。
ドンッ!!
まだまだ行ける!
ドンッ!!
ここで反応が止まる。
移動を繰り返すうちに雨が上がってしまった。雨パワーが期待出来なくなる。
そしてあっちもこっちも先行者では入れない。
ラストポイントへ入る。
ヘラ台とボードウォークがあり、ポンド状になっている。陸地の奥の方にインレットがあるが湿地に流れ込んで伏流水になり、池にシミ出してる感じ。
水は赤茶けて濁っているがベイトは豊富であちこちでライズが見える。ボイルは発生していない。
30cmを超える数匹のスクールがクルーズしているのが見えた、断然やる気が出る。
カバー際、浮草の下を攻めるためにここでパドチューをダウンショット。
かず師はスモラバで。
駐車場直下に先行者1名、しかしそこから動かない感じなので奥に入らせてもらう、水草のカバーは対岸から左側、池の水門まで続く50m程のストレッチ、カバーが点在している。
「カバーの際ですもラバを見に来たよ、見切られた」と、かず師。
真ん中あたりのカバー水草の先に提灯しながら2~3回シェイク、ラインがスーッと沖に走る。
食った…
少し送ってフッキング、ホーネットスティンガープラスが弧を描く。
フッキングは決まっている、安心の5lb、少し沖に走らせてから口を水面に出し引き寄せて落ち着いてハンドランディング。
フッキングは決まっている、安心の5lb、少し沖に走らせてから口を水面に出し引き寄せて落ち着いてハンドランディング。
ドラマフィッシュ。
この二日間。
40up3本を含む35up7本。
初めて挑んだ高滝ダム。
決してイージーではないし、プレッシャーが高い関東屈指のタフレイク。
行く先々に平日にも関わらず先行者が、入れ代わり立ち代わり入る。
そんな中拙い技術でなんとかアジャストできた、バス釣り5年目。
金も時間も限られていて、制限が多い中バス釣りをやらなければならない。
そんな中では技術を磨き込まなければならない。
ポイントを見極める、そして切り捨てる眼。
魚の居場所を見つける知識。
その場所で最も有効なルアーを選ぶ。
精密なピンポイントのキャスティングとルアーを通すルート。
様々なことについて本当に勉強になった2日間だった。
本当は3日間やる予定だったがあまりの人の多さに土曜は無理と判断して帰ってきちゃったことは内緒w
これまでの累計
40up×2
30up×19
計21本。
今回のを足すと。
40up×5
30up×23
計28本。
まずまずかな。
目標年間30up×60までもう少しで半分の折り返し。



