バス釣りに思うこと | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

この前、バス釣りに参加した。
企画は
「夜中の1時頃ある場所に集まる」

たったそれだけ

最近知り合ったばかりの年齢も45歳、31歳、23歳というあり得ないほど年の離れた三人。

一人がポイントを案内する。

二人がそれについていく。

環境も仕事も生活背景も全く異なる三人。

共通するのは「バザー」ただそれだけ。

つい2~3ヶ月前にはお互い顔も知らなかった。

過去それぞれにどんな背景や人生や生き様があったとか関係なし。
バス以外の事で話したら噛み合わない事ばかりだろう。

なのにとても居心地がよく、心を許せ、温かい時間が僕には流れた。

夜中の1時に簡単にバスは釣れないから、それぞれになんとなくルアーを垂らし、くだらない事ばかり話し、もちろん実際に釣れないながらも夜明けまで。

あんなに充実した時間はなかなかない。

そして夜明けを迎え、各々それなりに釣りを始めるが、アテが外れ結局モーニングバイトも取れずじまい。

でもそれを悔やむでもなく。

ただ、まったりとした時間の中をくだらない事ばかり喋りながらその後三人は別れた。

僕はその日夜勤があり早めに型を見て切り上げるために離脱して別の場所へ。

一番若い彼は車の中で夢の中を彷徨い。

ポイントを案内した彼は新たなパラダイスを発見して数本を釣り上げた。

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バカバカしい時間と、睡魔と、タバコと、そして三人を繋ぐブラックバスという魚。

僕がバス釣りに求めていた物は明らかにこういう事ではないのに、長年探し続けて得られなかったものがここにある気がした。