ホームグラウンドを持て | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

バス釣りをやる際に、タックルとルアーを持ったら次は
「さぁどこでやるか?!」

となるのだが

その基準となるものはやはりそのポイントで今現在バスが置かれている環境。

水深、ハードボトムかソフトか、流入は、カレントは、水温は、天気は…

くどいようだが環境を知らずして常にバスを得ることはできない。

で、表題の件。

一箇所通いやすいところを選んでそこにとにかく通い詰める。
そうすることで様々な変化を見つける目を養うのだ。

初心者が慣れた人と釣行するときにありがちなのが「あそこらへんにこれ投げてみな?」

初心者は訳も分からず言われた通りにする。
でもそこに隠れている環境があるのだ。

今日は晴れて暑いな、インレットはあそこでカレントがこう当たってるからシェードになっているあそこにはベイトもバスも集まりやすそうだ、でもシャローだからルアーはこれか、濁りはないみたいだからナチュラル系のカラーかな…

少なくとも慣れた人ならこれくらいは読むだろう、初めての場所でもそういった条件や環境を読み取っているからプロは魚を釣る。

しかし誰でも最初から読み取れた訳ではない。
何度もなんども足繁く通って初めて読めるようになるのだ。
タウザーで知られる某プロバサーは腰を手術し、半年ほど釣りを休んだ末復帰の一発目に選んだ場所は通いなら他ホームグラウンドだった。
結果は1日投げ切って物の見事に坊主。
プロでもこんなことってあるんだなと思った。とても清々しい顔でエンディングをむかえていた。
ちょっと話が横道に逸れたが、プロでもそういう形でホームグラウンドを選ぶ、初心に帰るということだ。


自分は3年間、相模川の某場所に通い続け40アップ4本を含め20本ほどを釣り上げた。
最近ようやっと今日は釣れるのか釣れないのかがうっすらとなんとなく見えてきた気がする、そしてそれはどこのフィールドに行ってもほぼ通じるであろう経験だ。
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