アニマルホーダー・アニマルボーダー。根幹は、愛? | きらくすわんこのブログ

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基本、リブログです。
特に保護犬、動物管理(愛護)センター関連の情報を広めていくことに力を入れたいと思います。

2年前。

 

京都で逮捕されたボランティアがいましたね。

 

通称「犬神様」

 

つれて行けば引き取ってくれると、話題に。

 

そのころに聞いた言葉が

 

アニマルホーダー。

 

アニマル=動物

 

ホーダー=ホードする人=ため込む(貯蔵・貯蓄なども含める)人

 

犬や猫を無計画無秩序に引き受けて、家屋にため込んでいたという状況を

 

表していました。

 

その時のその言葉を、

 

最近友人から聞き、あぁ、あったな、そんな言葉…と。

 

今頃になってその言葉を掘り下げてみたくなり、調べてみました。

 

おはよー。朝だね。今日も1日ガンバロー。

 

 

犬とか動物に限ってなのでアニマルとなっていますが、

 

世間では、ごみ屋敷とか呼ばれるところの住人もホーダー。

 

基本的には

 

捨てられなくて何となく溜まっていき、そのうち手が付けられなくなる

 

とか

 

もったいない!の他に、大事なものだ!などとその人にしかわからない理由で

 

手放さない上に、更にどこからか関連するものを持ち込んでいく

 

などがあるようです。

 

 

そんな中、

 

犬(或いは猫が多いようです)を拾ってきては飼い、拾ってきては飼う、

 

または、引き取ってやるから連れてきな、と気前よく受け入れて受け入れて、

 

結局は部屋中に動物がぎゅうぎゅうになり、

 

1頭ずつ避妊去勢をしないから、わんこ算式に頭数が増え、

 

もちろん一人では手が回らない(と言うより元から手を掛ける気がない)から

 

ご飯も雑、トイレの始末もパス、病院?以ての外、となっていくのが

 

アニマルホーダー。

 

最終的に苦情が殺到して役所や警察が介入し、ボランティアさんが奔走し、

 

今や動物愛護法違反で逮捕される時代になっています。

 

お昼ってヒマー。

 

 

こういう図式にハマってしまう原因は

 

心の病、だということです。

 

簡単に言うと、

 

私が助けちゃる!私が助けるしかないんだー!

 

という観念に囚われて抜けられなくなる

 

そんな状態のようです。

 

元々は犬猫に愛があって、愛が溢れて、から始まっているのかもしれません。

 

でも、そこには愛だけじゃなくて、

 

外部からは見えにくく止めにくい

 

収集癖、が存在しています。

 

集めたいんです。

 

自分のものにしたいんです。

 

モノにしちゃえば、その仔に興味は残らず、次に行っちゃいます。

 

たまには放置も立派な愛。

 

 

一方、

 

アニマルボーダーと言う言葉もありますね。

 

こちらは単純に、

 

可愛いから

 

可哀そうだから、と

 

どんどん迎え入れ、同じく増えたちゃってどうにもならなくなり多頭飼育崩壊に落ちる人。

 

ただただ過剰な愛と、

 

自分の能力の限界を知ろうともせず、

 

突っ走った挙句、犬猫を不幸のどん底に陥れちゃう。

 

最後は、どうしよう…と床にへたり込み、よよと泣き崩れる。

 

そういうヒトの総称みたいです。

 

 

↓こちらのサイトに、詳しく書かれていましたのでリンクします

 

 

根幹に、愛。

 

でも、

 

自意識過剰や

 

自己欺瞞

 

自己愛

 

自信過剰

 

自己承認欲求

 

 

アニマルボーダーにはそれらが愛の周りに渦巻いていて、

 

アニマルホーダーに至っては

 

それらの下に

 

依存症的な収集癖(コレクター)や、

 

しなきゃ!やらなきゃ!!といった強迫観念が澱んでいます。

 

 

ひとつ言い添えたいのは、

 

日本各地でオーバーキャパでも奔走を続けるボランティアさんは、

 

この枠には全然入ってません、ということです。

 

この方たちは世間から隔絶されることなくオープンに、

 

意見を聞きながら頑張ってらっしゃるのだから。

 

で、最終的には、パパにデレデレ~♪

 

 

 

拾うのは、愛。

 

飼うのも、愛。

 

その仔にとって、

 

それが最高の出逢いであれば文句なし♪

 

毎日「好きだよ」って言ってあげたい。

 

そう思った次第です。