害獣駆除という役割から、
山に放たれた猟犬たち。
飼い主の命に従い、一心不乱にお仕事。
お仕事中は本能むき出しの猟犬であっても、
あくまでも飼い主の従者。
手を離れ、視界から外れ、
彼等が何をしようとも
全ては飼い主の責任下にあると思うのです。
お気の毒なのは、大怪我を負わされた女性。
もう、
二度と犬を好きになってはもらえないかもしれないけれど、
せめて世間の目が、
犬たちを憎む方角へ向くことにはならないでほしい。
どうか、
女性も犬たちも、救われますように。
因みに、福岡県での狩猟に関する指導(留意点)の中に、
猟犬の飼い主には管理責任があります。 以下のマナーに留意してください。
- 猟犬が、人や飼養動物に襲いかかることがないよう、充分な訓練を行ったうえで、使役すること。
- 狩猟中に、猟犬が迷い犬にならないよう気を付け、所有者の住所、氏名、電話番号を明記した首輪をつけること。
- 猟場付近に住居・一般道がある場合は、猟犬に引き綱を付け、猟犬管理者のもとから放さないこと。
- 狩猟終了後は、猟犬を速やかに回収すること。
とあります。
(ところどころ表現に気になる文言もありますが今日はするーして…)
これで万全と言えるかどうかは判りませんが、
少なくとも今回、この中の一つ、乃至はいくつかが欠けていたのではないか、
と私は疑ってます(個人的に勝手に)
害獣と言われる、自然の中を生き抜く動物たちの牙に対抗するための
猟銃と犬たちは武器。
でも、武器と化していても、
犬も、害獣と言われるものたちや、そして散歩している女性たちと、
生きているという点において、相違はないと思います。
この仔はイノシシ除けとして飼われていました。
今は「野犬の子」さんのシェルターで、仲間と共に暮らしています。
改めて、、、
どうか、
女性も犬たちも、救われますように。
※ 今日は、猟、退治、駆逐、という場面や行為に関しては割愛します
【以下、4/11の追記です】
***** 今日入手の情報によりますと *****
犬のかみつき事故などを管轄する県食品安全課によると、
けがを負わせた猟犬は殺処分にはならない。動物愛護法に基づき、
再度しつけて、猟に使うことができるという。
~BIGLOBEニュースより~
ということです。
少しホッとしました。
でもまた働かせるんだ・・・💦
言わないでおこうと思ったけど、やっぱ文言に引っかかるんですよね。
猟に使う
使わないで、猟的な発散をさせてあげられる環境を提供できないのかなぁ。。。
あ、言っちゃった( ̄ー ̄)
あとは、女性の速やかな回復と(と言っても、とても重症とのことでお気の毒です)
飼い主の正しい処罰を望みます。
同時に、猟犬と暮らす、猟犬に働いてもらう、という上で、
何がいけなかったのか、とことん検証してほしいです。

