動物虐待と言えば、
身近なところでは、わん、にゃん、うさ、ハム、等。
閉じ込める
ご飯やお水を与えない
叩く
自由を奪う
傷つける
無視する
殺す
殺人事件、特に少年犯罪が起きると、
犯人が、犯行以前に猫を虐殺していた!
動物虐待がエスカレートした末の事件だ!
と思いがちです。
事件の背景に動物虐待の体験アリ!
でも、これはひとつの刷り込みともいえるようです。
~以下、記事抜粋~
「動物から人へと加害がエスカレートする犯罪者が多いのではないか」という仮説は
海外で「Graduation Hypothesis(卒業仮説)」と呼ばれているという
殺人犯を調べたら過去に動物虐待が見られたからといって、
動物虐待があったら犯人が殺人をするかというと、ロジックが逆
たとえば、
多くの人はインフルエンザになると高熱が出ますが、
だからといって高熱が出たらインフルエンザかと言われると、それは違う
(※殺人犯を調べたら、過去に動物虐待していた、と見ているだけ)
本当であれば動物虐待をしている人の追跡調査をしないとならないが、
現在までにそのような研究はほとんどない
~中略~
欧米では動物虐待と児童虐待とDV、この三つは密接に関係すると言われている
動物虐待が起きた場合、犯人が“エスカレートして人を襲う”可能性もあるが
周辺で虐待を受けている子どもがいるとか、DVの家庭があるという
“潜在的に犯罪が行われている”可能性を考えなければならないと言われている
(目白大学准教授の財津亘氏)
動物を殺害した虐待犯には成人、特に30~40代の男性が多いことが明らかになった
財津氏によれば、成人の場合、仕事などのストレス発散として動物虐待を行っていた例が多かったと話す
とありました。
動物虐待=少年犯罪 という先入観は危ない、そうなのかもしれませんね。
~以下、記事抜粋~
海外の研究では、未成年の動物虐待犯は大きく2パターンに分けられている
ひとつが非行型
『非行少年が複数人で虐待するケース』
(これは集団ヒステリー症状だと私は思っています)
もうひとつが
『心理的・発達的 な問題などを抱えて単独で犯行に及ぶケース』
動物虐待は野良猫などに対してだけではなく、家庭内でも児童虐待と同じく起きている
ただ、動物は被害を訴えられないため、被害の認知がしにくいというところが非常に大きな要因
(目白大学准教授の財津亘氏)
そして、日本では動物虐待が犯罪であるという意識が一般的に低いことも要因のひとつかも
児童虐待というと重く受け止められるが、動物虐待はまだ社会的にそこまで認知されてないのではないか
(以上【ママテナ】さんからの引用記事でした)
この記事では、
動物虐待と殺人の関わり
少年犯罪、特に重犯である殺傷事件の背景に動物虐待アリと決めつけることはどうか
が焦点になっていると思います。
でも、日本は特に、かもしれませんが、
たかが犬
ネコごとき
牛や馬は畜生
等といった、他動物への蔑みがとても強い気がします。
犯罪者としてエスカレートしようがしまいが、虐待者はいる。
殺人を犯すヤツになるから、動物を虐待してはならない、なんて論法に、絶対に陥らないでほしい。
なんで、動物を虐めちゃいけないの?
気づいていないと思いますが、
そう考えるヒトは
誰かオレより弱っちいヤツ、いませんかー?と叫んでいるのです。
自分より弱いモノへ虐待行為をすることで、ただうっぷん晴らしをしたいだけ。
親や学校で虐められて存在価値を否定されるから、誰かを虐めて己の自己肯定感を高めたい、
そんな背景も思い浮かびます。
サイコパスでも別途障害でもなければ、動物たちを慈しむ心は必ず育てられるはず。
家に帰り、わんこの頭を撫でた途端に、仕事のイライラが解消されちゃう。
そんな能天気な私には、
猫の手を切り落とすような輩の思考は、一生受け付けられません。
己がその行為を浴びるがよいわ。
あ、毒が…💦
↑引用元記事



