メルマガ特別号『外食産業の衰退』1
今日は特別号として、『外食産業の衰退』というちょっと過激なタイトルをつけました。
これは前にレポートとして配布していたものをアップしたものです。
ちょっと長いけどあなたがブログやHPを開設しているならきっとためになると思います。
では、長文おつきあいください^^
ここから↓
何故このレポートの記事を書こうと思ったかというと、
今、外食産業をいろいろ見てて、とても危険な臭いを感じているからだ。
ほとんどの飲食店オーナーは、数年後にはビジネスができなくなるだろう。
何故なら、彼らのやり方は確実に“死”に向かっているからだ。
何故、飲食ビジネスが死に向かっているのか?
飲食店はスタートするのが比較的簡単だ。
参入障壁が低いビジネスといえる。
参入障壁が低い故に、たくさんの人が参加してきているのが今の状態だ。
そして、それが、たくさんの問題を引き起こしている。
【外食産業=衰退産業】
最大の問題は十年前のように待っているだけではお客様は来ないということ。
簡単に参加できて、飲食ビジネスをやっている人がたくさん出てきたために、オーバーストアになっているのだ。
その結果、大手のチェーン店でさえも苦戦を強いられ、M&Aが多発しているのだ。
あの牛角のレインズもそう。すかいらーくもそうだ。
そして、店が増えているにも係わらず、全体のパイが減っているのだ。
【人件費増】
人件費の高騰も経営者にとっては耳が痛い。
単に時給相場が上がっているのだけでなく、8時間超過勤務、深夜手当て、などなど
小さな飲食店はコンプライアンスを守っていたら経営にならない状況にすでに追い詰められている。
つまり、今までの構造のまま経営が出来なくなっているのだ。人件費が増えることは直接利益が減ることを意味している。
【原材料高騰】
原材料の高騰が止まらない。
(注)原油高の時書いたものです。今は野菜が高くなっていますね。
今までの価格では原価吸収できなくなり、価格を上げざるを得なくなっている。
単価アップはもろに客数減となって反映する。
僕は業態企画をやっている時に、ある業態の単価を政策的に200円上げたことがある。
メニューブックを工夫し、お客様に単価アップをわからないようにメニュー改訂を行った。
その時に何が起こったか?
最初の1週間は単価を上げた分売上が約1割伸びた。
しかし、面白いように毎週客数が下がっていった。
これは何を意味しているかと言うと、お客様は単価が上がったことに気づき、利用頻度を下げたのだ。
これと同じことが今も起きている。しかも、いまだに原材料の高騰は止まらない。
【社会保険未加入】
ちなみに社会保険にすらほとんどの飲食店の従業員が入っていないのが現実だ。
行政書士と契約し従業員1人あたり数万円の負担増になるので、入りたくても入れないのが現状なのだ。
コンプライアンスを守れない産業という意味でも死に向かっていることがわかるだろう。
【深夜需要の多様化】
たとえば居酒屋業界の話をしよう。
10年ほど前までは居酒屋はとても勢いがあった。
ちょうどそのころ僕は店舗で最前線の現場にいたんだけど、それはそれは凄かった。
新店をオープンすると開店前から行列ができて、17時の開店と同時に怒涛の入店ラッシュが始まる。
ウエイティングは途切れる事無く、深夜まで続いた。
こんな今からすると夢みたいなことがしばらく続いたんだけど、
さっきもいったようにオーバーストアになり、7~8年くらい前から売上が落ち始めてきた。
居酒屋の売上が落ちたのはそれだけではない。
深夜需要が多様化したのだ。
居酒屋ができた当初はカラオケボックスすらあまり無かった。終電を逃した人は居酒屋に行くしかなかったのだ。
しかし、今やカラオケボックスは当然のこと、マンガ喫茶が乱立し、深夜の居場所が沢山出来てしまったのだ。
そう考えるともう居酒屋ブームが来ることは非常に考えにくいことがわかるだろう。
【人手不足】
飲食ビジネスは人気がない産業だ。
他人の幸せに直に係わる素晴らしいビジネスにもかかわらず、今の若者たちはこの仕事をやりたがらない。
シフトが組めない店長は、残業を強いられ、体力的、精神的に追い詰められ辞めてく。
慢性的な人手不足産業だ。少子化が進むこれからはますます厳しくなるだろう。
シフトが組めなければ、いくら使命を持ってお客様に接していても、お客様に感動を与えることは無理なのだ。
負のスパイラルが人手不足からはじまることになる。
【喫煙防止条例】
さらに今一部の地域で喫煙防止条例というものが施行されようとしている。
(一部の地域と言うのは僕が住んでる神奈川県だけど・・・)
僕はタバコを吸わないので個人的には賛成なんだけど、飲食店を経営している立場から言うとたまったものではない。
公共施設だけならわかるけど、いきなり飲食店も全て禁煙にしようとしている。
もし、あなたの地域でこの条例が施工されたら、あなたの店は生きていけるだろうか?
【残業代未払い】
外食産業はサービス残業が慢性化している。
店舗を良くする仕事にはある意味終わりはなくこれでおしまいと言うことはない。
結果、定時が過ぎても、店長は残業することが多い。そして、それはサービス残業となる。
1日10時間以上勤務は当たり前でさらにサービス残業が加わる。
しかし、これは法律違反に当たる。社員が会社を訴えたら、まず勝訴する。
経営者は今までの長時間勤務に頼っていた構造を見直さなければいけないのだが、それでは成り立たなくなるケースが多い。
【店長管理職問題】
マックの店長が管理職ではないという判決が出て以来、多くの企業で店長は管理職ではないという方針を打ち出している。
店長はサービス残業で仕事をしている場合が多く、管理職でないとすると人件費が大幅に増えることになる。
各社とも手当てをなくしてりして、人件費が増えないように対策を立てているが、そもそも無理があったのだ。
飲食ビジネスはこのまま衰退していくのか!?
じゃあ、僕自身はこのビジネスの将来に対して、悲観的な予測をしているんだろうか?
飲食店経営 右肩上がりブログ
飲食店経営 右肩上がりブログさんに 面白い記事があったのでシェアしたいと思う。
タイトルは「雨の日は、無理しない」
これはまさにその通りの内容で納得でした。
雨の日に店頭販促してもほとんんど効果がありません。
こんな時こそ清掃したり、内部を固める時なんですが、DMを出すってナイスですね!
確かに携帯メールが頻繁に来るのはうざい。。。
でもDMってうざくないんです。
メールってもともと個人間の連絡ツールだから売り込まれると、嫌われるんですが、
DMってもともと宣伝なのであまり嫌われにくいんですよね。
ちょうど前回の記事 でDMのことを書いていたところなので紹介しました。
飲食店経営 右肩上がりブログ さんの記事にはテンプレートが書かれているので、
参考にしてみては。
DMは、どんな外観をすべきか?
DMを送る時に極めて重要なことは、個人的な手紙のようにみせることだ。
封筒は白か茶封筒がベスト。
外側に会社名や、「宴会のお知らせ」などティーザーコピーといわれるものを書くのは逆効果だ。
あなたもきっと経験があると思う。
明らかに宣伝に見えるDMは開封する前に即ゴミ箱行きにしているはずだ。
一番開封率を上げるDMはしんどくても手書きで普通の茶封筒なのだ。
僕は様々なDMを試して反応率をみてきた。
DMっていうのは本当に簡単なんだけど、本当にしんどい。
あて名を手書きでやるのはめんどいし、糊づけはじとーっと汗が出て背中が痛くなってくる。
でも、効果的なセールスレターと外観を持ちさえすれば、一通一通がお金を生み出す。
しんどくてもやる価値があるのだ。
はじめのころは、100通ずつ郵便局に行って、料金別納のハンコを自分で一つずつ押すというめんどいことをやっていたなぁ![]()
A4の原稿を三つ折りにして封入するのもめんどくさかった。。。
今はクロネコに電話一本入れるだけで取りに来てくれるし、A4が入る大きめの封筒に折らずに入れても80円だし、これを知らない人がいたら是非この方法で送ってみてください。
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