病気のときも病気でない時も、養生はとても大切です。“医食同源”と言われるように、私たちのからだにとって、食養生は大きな糧となります。
ここ数十年の間に、子どものアレルギー疾患、とくに食物アレルギーや低年齢の花粉症が増え、また、風邪をひきやすく、すぐに治らず咳が長引いたり、喘息気味になったりする子も見かけます。この背景には現代における食事の変化が影響を与えています。現代の乱れた食生活は、小児生活習慣病ともいわれる子どもを多く生みだす原因にもなりました。
アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症の子どもたちは、たとえ食物アレルギーをもたない子でも、食事に気をつけると症状が軽くなります。そうした子どもたちは風邪もひきにくくなります。
食べ物が変わると、からだが変わります。そのときの状態に合った食べ方をすることで、からだが楽になり、その結果、免疫力が高まるのだと考えられます。風邪をひきやすい、便秘がち、胃腸虚弱、肥満傾向、軽度のアレルギー疾患など、調子がなんだかおかしいと感じたときは、毎日の食事にほんの少し気をつけてみていただきたいと思います。食事からもアレルギー症状の予防・養生をしてみましょう。
4月度バイオリンク茶話会
◆日程: 2017年4月19日(水)
◆時間: 15:00~16:00
◆場所: 糸島薬局内 研修室
◆講師: クロレラ工業㈱ 村井 直子 先生
◆テーマ:「アレルギーってどんな病気?」
※参加希望の方は、店頭もしくは電話・ファックスにて開催日前日の4月18日(火)までにお申し込みください。
食生活を考えるにあたって、気になることなど色々茶話会の中でお尋ねになってください。皆さま、どうぞお気軽にご参加ください!