自分が初めて入手した中型金貨はオーストリア4ダカット金貨1915年再鋳貨

Austria, 1915 Restrike, 4 Ducats, 13.96g (Au 0.986), KM2276

Austria 1915 Restrike 4 Ducats

 

この中型金貨は”いつ・どれくらい”製造されたかが下記の通り分かっています。

資料①

資料② https://en.numista.com/catalogue/

但し、いつ製造されたかを識別することはできないそうです。

このため、いつ製造されたものであろうと実質的には同じであり

結果的に、製造枚数が膨大な中型金貨となってしまい稀少価値はありません。

 

さて、この金貨を自分が落札した時の価格は金1gあたり6118円

当時の金地金価格は1g5000円程度の1.22倍

地金価値よりかなり高値で落札してしまったのはコイン収集初心者ゆえ・・・とはいえ

金地金が高騰した今となっては”お買い得”であったことになります。

そして、先月のオークションでの落札価格は金1gあたり1万2822円

オークション直前の金地金価格1g1万2878円とほぼ同じでした。

 

なお、オークション出品での収益は15万9000円 x (1-0.1x1.1) = 14万1510円

一方、オークション直前の換金ショップでの買取価格は

https://kinkaimasu.jp/gold/k18/

1万1492円 x 13.96 = 16万428円

オークション出品収益より換金ショップ買取の方が1万8918円も上回り

これはオークション出品収益の13.4%に相当します。

やはり、地金価値程度の金貨は換金ショップ買取の方が有利です。

参照:地金価値程度の金貨:オークション vs. 換金ショップ