先月から頻繁に報道されているトケマッチ事件。
シェアリング・サービスを目的として集めた高級腕時計の多くが回収困難になっているそうです。
もちろん、騙す人間が最も悪いのですが・・・
①真のコレクターなら他人には貸さない
高級腕時計であれコインであれコレクターは自分が楽しむために集めているのです。
更に、コレクションの逸品、どう自慢する?でも紹介しましたが
アメリカの1790年代の10ドル金貨を
***(アンティーク・コインで資産を防衛せよの本文では明記)に貸したところ
無断で転売されてしまった・・・というエピソードもあるくらいです。
親しい人から”貸してくれ”と頼まれた時でさえ
”誰であれ貸すことはしていません”とはっきり断るべきです。
中には、”どうして貸してくれない?”と食い下がる人がいるかもしれませんが
そんな時は、”それが自分の信条です”と断言すればよいでしょう。
②資産保全は儲けるためではない
自分にとってコイン収集は趣味であり資産保全でもあるのですが投資や投機ではありません。
参照:コイン投資と言う勿れ
資産保全は、文字通り、資産を保全することが目的ですから
資産保全のため入手したコインで儲けようとは考えていません。
③リスクを把握する
トケマッチでは返却できない時は所有者に賠償することを明記していたようですが
資金難で破綻すれば賠償したくても賠償できなくなりますし
そもそも、騙すつもりであれば賠償しようとする意志すらないでしょう。