昨日4月17日はA.W.主催第32回オークションの最終日、ライブ入札のみでした。
自分が入札したメダルはこれ↓
GERMANY Frankfurt AR Medal 1912 PCGS-SP63
https://www.auction-world.co/xpai/item.jsp?id=113376
見映えは今一つかもしれませんが、形がいい、こういう角角したメダルは大好きです。
過去の落札記録を調べたところ、非スラブ入りばかりでしたが
メダルにしてはかなりの数が見つかり、価格帯は32ユーロ~90ユーロ。
1ユーロ130円とすると、円建手数料抜3795円~1万541円相当。
意外と稀少性は乏しく、また、評価は高くないようでした。
一方、今回のスラブ入りSP63はPCGSで9位(登録3枚)にすぎません。
https://www.pcgsasia.com/cert/39682903?l=ja
総登録数は16枚もあり、やはり、メダルとしては多い方でしょう。
こうなると、いくらで入札しようか?非常に迷います・・・
非スラブ入りの海外相場中央は(3795円+1万541円)÷2=7168円
その2倍は1万4336円なので入札額は1万4000円くらい?
あるいは、海外で非スラブ入りを7000円程度で落札して
スラブ入りにしたとすると諸経費+鑑定料=1万円程度だから1万7000円くらい?
これらの間を取って、1万5500円で事前入札したらトップを取れたものの
落札できませんでした・・・落札価格3万4500円と入札額の2倍超となりました!
さて、第32回オークション全体の感想です。
オークションでの勝負所、これは値動きを見定めないと決めることができません。
スタート価格の~倍で事前入札したからといって、落札できるわけでないのです。
今回は値動きが比較的活発であったため、勝負所の見極めは易かったのですが
ほとんどの勝負所で負けてしまいました。
それでも3件は勝つことができ、幸いにも2件は相場上限未満で1件は相場中央未満でした。
それに加えて、割安なら欲しかったものが3件も落札できました。
まずまずの戦果なのですが、勝負所での数々の敗北が無念として残りました。
それから、もう一つ・・・A.W.主催第32回オークション初日を終えてで
5gにも満たない超小型金貨に44万円もの高値がついて驚いたとレポートしましたが
上には上がいました。
Ducatで検索して現在価格の高い順に並べてみたら、驚異の320万円!
GERMANY Regensburg Ducat ND(1792~1803) NGC-MS62PL
https://www.auction-world.co/xpai/lot_A32-3261.html
たった3.5gの金貨に手数料込で355万2000円も支払うなんて
いったい、どういう人物が落札したのでしょう?
ちなみに、海外でMS62PLの落札価格は1万3200ドル、円建手数料抜132万円相当。
https://coins.ha.com/itm/regensburg/world-coins/german-states-regensburg
欲しいものは大枚を叩いても手に入れる、きっと、そういう人物が落札したのでしょう。