昨日4月9日は第112回入札誌「銀座」オークションの最終日でした。

是非欲しいものはなかったのですが、例によって、割安なら欲しいものに入札しました。

但し、スタート時点で海外相場を超えているものもあったため

実際に入札できたのはたったの4件のみ・・・最終日の1週間前までに全滅でした。

入札誌「銀座」オークションでは2022年10月の第110回から

3回連続で落札0件となりました。

 

なお、スタート時点で海外相場を超えていたもの、例えば、この銀貨↓

ドイツ AUGSBURG 都市景観 THALER銀貨 1626年 DAV-5024 NGC(AU58)

海外では、より見映えが良いAU58で870ドル(円建手数料抜8万7000円相当)。

https://coins.ha.com/itm/augsburg/world-coins/german-states-augsburg-free

しかし、日本ではAU55でも2022年1月15万円→2022年10月12万円

そして、今回のAU58スタート価格が12万円(手数料10%での12万5946円相当)。

明らかに、海外ではなく国内の相場を想定したものになっていました。

自分は海外の相場を重視していますので入札しませんでしたが

参照:自分が海外相場に拘る理由

何件か入札があり落札価格は14万5000円(手数料10%での15万2185円相当)

となりました。

 

さて、今回の注目はこれ↓

第20回オリンピックミュンヘン大会公式参加メダル 1972年 18g 純金

ミュンヘンで開催されたオリンピックの参加メダルですからドイツのメダルかと思ったら

ケースには日本語が書かれ、しかも、日本の証紙まで貼られています。

今回のオークションでもメダルの詳しい説明はありませんでしたが

ミュンヘン大会参加を記念して日本オリンピック委員会が発行したメダルで

金製以外に銀製や銅製もあり、メダルのデザインは岡本太郎氏だそうです。

2021年、泰星コイン主催オークションで金・銀・銅セットの落札価格は10万9000円

2023年3月5日、ヤフオク!で金・銀・銅セットの落札価格は16万5600円

これは手数料10%・消費税10%での14万9189円に相当します。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u1083478781:リンク切れの可能性あり

今回、金メダル単品の落札価格は13万円(手数料10%での13万6441円相当)。

金地金高騰に伴い、金製であれば日本のモダンメダルでも高騰しているようです。