急落と言っても101円/gの下落です。

ただ問題は、金地金価格が低迷を始めている中、100円以上/gの下落であることです。

*田中貴金属から引用:https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/d-gold.php

一時は7400円/gを超えていましたが、とうとう、7200円/gを割りました。

このまま7000円/gを割り込むかどうか、今後の見所でしょう。

 

さて、その原因ですが、いつも参考にしている

豊島逸夫による金市場の解説https://kikinzoku.tr.mufg.jp/ja/blog/market/archive.html

を見たところ、いつもは夕方なのに、本日は既に新しい記事がアップされていました。

FOMC後、1,810ドルまで急落

なるほど、金融緩和から縮小へ、市場の流れが変わるサプライズFOMCとなったそうです。

要するに、ドルの利上げ、まだ実際に利上げされたわけではないのですが

利上げについて検討する方向になったようです。

金は利子を生みませんので、ドルの金利が上がれば、資金は金からドルへと流れるため

金地金価格は下落、もしくは、低迷するということでしょう。

 

以上のみなら、自分に大きな影響はありません、金地金を売却する予定はありませんので。

しかし、別の方面から自分に大きな影響があります。

それは円安・・・ドル利上げ→ドル高→円安という流れです。

事実、ドル円相場は円安に大きく傾き、1ドル111円に迫っています。

そう、海外からコイン・メダルを入手する際に円建て価格が上昇してしまうのです!

1ドル111円・通貨換算手数料1.63%(海外取引:通貨換算)とすると

1ドル113円程度になってしまいます。

今年の初めは通貨換算手数料込でも1ドル106~8円程度でしたので

この時期に比べると1ドルあたり6円程度の値上げに相当します。