泰星オークション2020、落札手数料16.5%で大丈夫?で触れた通り
今回の泰星オークションは例年とは異なり
①フロア入札はなくライブ・インターネット・オークションのみ
②手数料15%(税込16.5%)
でした。
今回、ライブ入札が開始されてから早速困りました。
Cut Bidのやり方が分からないのです。
iPhoneでも接続したところ、スライドバーがあったので
バーの引き具合でBid価格を調節するのかと思ったのですが違うようです。
カタログを読むと、フロアオークションでの入札でCutBid可能とありましたので
インターネットではCut Bidできないのでしょうか?
今回はフロア入札なしですが
ライブを聴いていると、時にCut Bidが入ることはありました。
これらのCut Bidは電話入札からだったのでしょうか?
26万円から26万8千円という中途半端なBidもありましたので。
さて、A.W.主催第20回オークションを終えてで触れた通り
今後のオークションでは限定的かつ割安重視の入札です。
その結果、どうなったかというと
割安価格で入札したものが次々とブレイク!
その度に未だ割安価格のコインに新たに入札しましたが
やはり、次々とブレイクされていくのでした。
結局、割安で落札できたのは3つでした。
上記①②のため価格はあまり伸びない?とも思いましたが
少なくとも、自分が入札したコインでは盛んに競合入札があり
価格がかなり伸びていき、半分以上で想定相場価格上限を超えていきました!
あくまで、自分が入札したコインに限った話ですが。
以上のことは良いのです。
フェアな競合で負けたのなら納得いくのですが納得できない事が発生しました。
ライブ入札が始まる前
現在価格:2万8千円、事前入札額:3万円・・・最高入札中
ライブ入札が始まると現在価格は3万円となり終了。
これなら、自分が落札、と思いますよね。
しかし、ライブ入札が終わってからロットを見ると他者落札!
実は、以前にも同様なことがありました。
その際に翌日抗議したところ
メール入札があったが、ライブ入札開始まで現在価格に反映されていなかった。
メールが届いたのは事前入札より前なのでメール入札者の落札となった。
という説明を受けました。
この説明に対して
そのような対応では自分がtop bidderなのかどうか判断できないので
せめて当日朝までにメール入札を反映させておいて欲しい
と申し入れしておいたのですが、全く改善されていません!
このような事は稀だと思うのですが、同様な事を
ライブ入札がある泰星オークションで経験された方は他にいないのでしょうか?
ところで、自分は入札していませんが、価格上昇が目を引いたコインがありました。
英国, 1982, PR69DC, エリザベス2世女王像 5ポンド金貨 スタート価格18万円
確かに1982年は特年で発行数わずか2,500枚ですが
落札価格80万円(手数料込で約89万円)には驚きました。
PR69DC/PF69UCの海外落札記録(手数料込)を調べたところ *( ) 内は取引があった年
1980 (10000pcs): $2040 (2019), $2400 (2018)
1981 (5400pcs): $1920 (2019), $2340 (2019), $3055 (2016)
1982 (2500pcs): unable to find
1984 (7095pcs): $1680 (2019), $1920 (2019),
$2160 (2018), $2340 (2018), $2280 (2018), $2280 (2018),
$3360 (2017), $3360 (2017), $4465 (2016)
ほとんどが1984年発行、1982年発行の取引記録を見つけることができませんでした。
一方、国内には1982 PF69UCの落札記録(手数料込)があり、それによると
約62万円、約69万円、約76万円
いずれも上記の最高値$4465、約49万円を超えていますが
今回の落札価格は、これらの価格を更に上回りました!